2014-12-26

2014年を振り返る




2014年も色々なリリースがありました。縁があって新しいレーベルさんアーティストさんと仕事をさせていただく機会にも恵まれました。駆け足にはなりますが、以下、2014年に弊社でリリースした作品の中から主なトピックをピックアップして再度紹介させていただきたいと思います。


V.A.: Multi Culti Japan (Multi Culti)


ティガのレーベル<Turbo>が新たにスタートさせたレーベル<Multi Culti>のショウケース・コンピレーションです。ブラジル人DJのトーマッシュが来日することになり、彼の音源を何か日本でリリースできないかという話を招へい元のFRUEさんからいただきまして、そこから発展してかたちになった企画盤です。ダニエル・モローゾやミッキー・ムーンライト以外はまだ知名度のないアーティストばかりですが、エキゾ/トロピカルな世界音楽のエッセンスとサイケデリックなダンス・ミュージックをミックスした刺激的なサウンドで、大きな反響をいただきました。





FEADZ: Instant alpha (Ed Banger)


ミスター・オワゾーのデビュー盤『Analog Worms Attack』への参加、エレン・エイリアン主宰Bpitch Controlからのリリースや歌姫アフィのプロデュース、ジャスティス「Waters Of Nazareth」のリミックスなどなど、テクノ/エレクトロ・シーンの狭間で数々のナイス・ワークをドロップしてきたフランスのDJ/プロデューサーFEADZが初めてのアルバムをリリースしました。ベース・ミュージックやジューク以降のダーティーなストリート・サウンドをモダンなパリジャン解釈でプレゼンテーションしてみせた快心の一枚でした。






WILDEST DREAMS: Wildest Dreams (Smalltown Supersound)


まさかのDJハーヴィーさん。かねてからウワサのあったサイケ・プロジェクト<ワイルデスト・ドリームス>は結局、イジャット・ボーイズやリンドストロームのアルバムも出しているノルウェーのSmalltown Supersoundからのリリースに。「ワイルドすぎる」サウンドに、思わず悶絶。





THE LINK QUARTET & MISS MODUS: Hotel Constellation (Hammondbeat)


「ハモンド縛り」という狂気のジャズファンク・レーベル<Hammondbeat>とタッグを組ませていただくことになりました。「ジャズファンク界のイタリアン・プレイボーイズ」としておなじみのリンク・カルテットと、シャロン・ジョーンズもビックリのダイナマイト・ソウルな奇跡の歌声を持ったブロンドの美女シンガー、ミス・モーダスとのコラボレーション作品。タイトでモッドでダーティー極まるオルガン・ファンクロックのナイス・アルバムです。





KIM HIORTHOY: Dogs (Smalltown Supersound)


プレフューズ73の『プリパレーションズ』やデイヴィッド・グラブス『ゲス・アット・ザ・リドル』、モーターサイコ諸作やリューネ・グラモフォン・レーベルのアートワーク全般を手掛けるデザイナーとしても活躍するノルウェイのマルチ・アーティスト、キム・ヨーソイによる7年ぶりの音楽作品がリリースされました。オールドスクールなロウファイ・ビートは相変わらずですが、ピアノが前面に出た新機軸作で、メロウなピアノ・ヒップホップ的な聞き方もできそうな、面白いアルバムになりました。




FERNANDO KABUSACKI: The Champion


ロバート・フリップ(キング・クリムゾン)のギター・クラフト出身で、2000年代初頭からフアナ・モリーナやフロレシア・ルイスらと共にアルゼンチン音響派の一角をなすアーティストとして注目を集めたギタリスト、即興演奏家のフェルナンド・カブサッキ。その2011年作『ラック』に続く、ソロ名義のスタジオ・アルバムとしては通算第8作目となる『ザ・チャンピオン』がリリースされました。今回は何とジョナサン・リッチマンやモリコーネ、ダン・ペンなどのカバーも披露!前作とはまた異なる景色を持った音のロードムーヴィーへと誘われます。




TEMPELHOF & GIGI MASIN: Hoshi (Hell Yeah Recordings)


ここ数年いい感じのリリースを展開してきたイタリアのバレアリック/オルタナティヴ・ハウス系レーベル<Hell Yeah Recordings>とご一緒させていただくことになりました。春先のレーベル・コンピに続きまして、こちらが弊社での第2弾リリースとなる、イタリアのアンビエント作曲家ジジ・マシンのアルバム。同郷の新鋭テンペルホーフとのコラボ作になります。ジジ・マシンは名門<サブ・ローサ>でチャールズ・ヘイワードと共作を出したり、楽曲がビョークやNujabesさんにサンプリングされてカルト的な人気を誇る音楽家です。ジャズや室内楽的なセンスがうかがえるリズムやアンサンブル、エレクトロニクスとアコースティックの絶妙なバランス感覚で、アンビエントの枠を越えたすそ野の広いクオリティ・サウンドを展開しています。











2015年も宜しくお願い致します。