2024-11-29

【リリース情報】 MARIE DAVIDSON: City Of Clowns

 


カナダの新進エレクトロニック・プロデューサー、マリー・デヴィッドソンの新作がソウルワックスのレーベル「Deewee」から登場。筋肉質なエレクトロの1stシングル「Y.A.A.M.」やかつてないほどにファストなテクノ・レイヴの「Contrarian」からアンニュイなコールド・ウェイヴの「Sexy Clown」まで、前作でみせたメロディックなポップ・センスとダンスフロアへの回帰傾向をバランスよく統合し新たな地平を開拓。


マリー・デヴィッドソン/シティ・オヴ・クラウンズ

MARIE DAVIDSON: City Of Clowns 
Deewee / Because Music

1 Validations Weight
2 Demolition
3 Sexy Clown
4 Push Me Fuckhead
5 Fun Times
6 Statistical Modelling
7 Y.A.A.M.
8 Contrarian
9 Unknowing





◆ マリー・デヴィッドソンはカナダのモントリオールを拠点とするアーティスト。「Les Momies de Palerme」や「Essaie pas」といったユニットでも活動、これらの名義で、ゴッドスピード・ユー!・ブラック・エンペラーでおなじみのカナディアン・インディ名門「コンステレーション」やニューヨークの「DFA」にもリリースを残しております。2014年にソロ・アクトとしてアルバム・デビュー、英ニンジャ・チューンからの『Working Class Woman』(2018年)のヒットで人気を確立、2020年には同作からのリミックス(リミキサーはソウルワックス)がグラミーにもノミネートされるなどして更なる飛躍に期待が寄せられてきました。


◆ 本作『City Of Clowns』はそんなデヴィッドソンのソウルワックス主宰レーベル「Deewee」からのファースト・アルバムとなります(通算第6作)。前作までのプロデュースを担ってきたEssaie pasの相方であるPierre Guerineauに加えてソウルワックスもプロデューサーとして参加、デヴィッドソンの新たなスタートを全面バックアップ!


◆ 1stシングルの「Y.A.A.M.」はミス・キトゥンをほうふつとさせるロウで筋肉質なエレクトロ。「Contrarian」はファストなビートの上でレイヴやアシッドが渦を巻く、これまでのリリースの中でも指折りのフロア・バンガーとなっております(『ピッチフォーク』のウィークリー・プレイリストにもピックアップ)。アルバムのアナウンスと共に公開された最新シングルの「Sexy Clown」は無機質なコールド・ウェイヴ・マナーのトラックの上でトレードマークのスポークン・ワードが冴えわたる!デヴィッドソンの唯一性を堪能いただける渾身のキラー・チューンです。


◆ 前作『Renegade Breakdown』で披露した新機軸のメロディックなポップ・センスと『Working Class Woman』で打ち立てたフロア・モードへの回帰傾向をバランスよく統合、ダンサブルでありながらもリスニング・フレンドリーな独自の音世界が見事に開花!