2016-05-06

【余談】 AFRICANS WITH MAINFRAMES: K.M.T.




昨年の『The Acid Documents』に続きまして英ソウルジャズがハイエログリフィック・ビーイングによるアフリカンズ・ウィズ・メインフレームス名義でのアルバムをリリース。


「アフリカンズ・ウィズ・メインフレームズ」は、ハイエログリフィック・ビーイングと、同郷シカゴのプロデューサーで、モスとは従兄にあたるノリアン・ルースのふたりによるコラボ・プロジェクトです。


ハイエログリフィック・ビーイングと同じくらい長いあいだ活動していますが、これが初めてのフル・アルバム。おめでとうございます。


ハイエログリフィック・ビーイングは2015年、『The Acid Documents』に加えて、サン・ラー・アーケストラのマーシャル・アレンともコラボしてアルバム『We Are Not The First』をリリースしています。


DJロジックやヨ・ラ・テンゴとのコラボでも知られるダニエル・カーター、タウン&カントリー~ジョン・オヴ・アークのベン・ヴィーダやZsのグレッグ・フォックスら、インプロ界隈の猛者たちが集結した狂作でした。


プリンス・トーマスとかアノポリスとか、16年に入ってからのリミックス仕事もいい感じです。


とうとう『WIRE』誌の表紙まで飾ってしまうとか、昔から音は全然変わってないのに、謎の快進撃はどこまで続くことやら。