ポストクラシカルとポップをつなぐドイツのニューカマー、ミリアム・ハニカ。ダンデライオン五重奏団のメンバーとしても活躍するオーボエ奏者/シンガーソングライターが放つ2025年ニュー・アルバム。クラシカルなトーンを基調とした唯一無二のアコースティック・ポップが見事に開花!
ミリアム・ハニカ/イネンレーベン
Miriam Hanika: *innenleben
LOUISE (RTMCD-1682)
1. *innenleben
2. Trappist-1
3. Immerhin haben sie eine Frau vorne hingestellt
5. FABER
6. Glasscherbenviertel
7. Einer unter vielen
8. Der Mediator
9. Das Leben und sein Plan
10. Auf Wiedersehn
◆ ミリアム・ハニカはドイツのミュンヘンを拠点とするオーボエ奏者。2018年に音楽大学の学友たちと木管アンサンブル、ダンデライオン五重奏団を結成、もともとはクラシックを中心に活動しておりましたが、10年代末ごろからソロのシンガーソングライターとしてもパフォーマンスを開始、フォークやロックのバンドセットにオーボエとアコースティックなアンサンブルをミックスしたスタイルでフレッシュな風を吹かせ、ローカル・シーンの中で独自のポジションを築き上げてきました。
◆ その新作アルバム『*innenleben』が、自身が新たに立ち上げたレーベル「LOUISE」から登場。ポリゴニアやエンジとのコラボで知られるミュンヘン・シーンの新進ドラマー、サイモン・ポップが共同プロデューサーとして参加。
◆ 懐かしさとタイムレスなムードが交錯する「Trappist-1」、アンデルセンの童話「裸の王様」をモチーフにしたという「Der nackte Kaiser」、映画音楽のエンディングのような「Auf Wiedersehn」、シングル3曲はいずれも、クラシカルなトーンを基調としながらいわゆるチェンバー・ポップとは趣きを異にしており新鮮です。
◆ クラシック、ジャズ・ボーカル、ポップやフォークを軽やかにまたぎながら、クラシカルなフィオナ・アップル(あるいはオーボエ版ジョアンナ・ニューサム?)ともいえそうな未知の音世界へのチャレンジに取り組む気鋭のニューカマーが日本上陸!