ジャーマン・ロックの奇才トビー・ロビンソンがプロデュース、ミトスのメンバーも参加、カンを生んだクラウトロックの聖地ケルンのアンダーグラウンド・シーンの奥深さを堪能いただけるメディテーティヴなダーク・アンビエントの好作がスペインの実験音楽発掘レーベル「メンタル・エクスペリエンス」から復刻。ポポル・ヴーやアシュ・ラ・テンペルと共振しながらも独自のゴシック魔境を創出!
コズミック・コリドーズ/コズミック・コリドーズ
COZMIC CORRIDORS: Cozmic Corridors
MENTAL EXPERIENCE (RTMCD-1671)
◆ コズミック・コリドーズは1970年代の初頭に活動していた、キーボード奏者のアレックス・マイヤーと、『ドリームラボ』でおなじみのミトスのドラマー、ハンス・ユルゲン・ピュッツを中心とした独ケルンのグループ。
◆ 本作は彼らが残した唯一のアルバムで、シュトックハウゼンやカンとも活動を共にしていたエンジニアの「The Mad Twiddler」ことトビー・ロビンソンがプロデュース、トビーが主宰していたピラミッド・レーベルからリリースされていたもの。
◆ 自主流通でプレス枚数も限られていたため、90年代なかばにヴァージン・レーベルのコンピで発見されるまでは長らくコレクターのレーダーにすらかからないカルト盤でしたがそのサウンドは驚くほどフレッシュで今にフィット。
◆ ムーグ、ハモンド、ギター、コーラス、パーカッションやエフェクトを駆使しながら、ダーク、ゴシック、ホラーでメディテーティヴ、ポポル・ヴーやアシュ・ラ・テンペルあたりとも共振しつつ、独自性のあるアンビエント・スタイルを作り出しております。
◆ ボミス・プレンディンやエミリオ・アパリシオ・ムーグなど、これまでにも一筋縄ではいかないユニークなエクスペリメンタル作品を発掘してきたスペインのレーベル「メンタル・エクスペリエンス」からのリリース。クラウトロック本『A Crack in the Cosmic Egg』の著者アラン・フリーマンがライナーノーツを寄稿(日本語対訳添付)。