2013年にオランダのキンドレッド・スピリッツ・レーベルから『Seasons』でアルバム・デビューしたロサンゼルスのプロデューサー、デクスター・ストーリーの新作が何とUKのサウンドウェイからリリースされることになったようで。
盟友カルロス・ニーニョが共同プロデュースとミックスを手掛け、ゲストにはミゲル・アットウッド・ファーガソン、マーク・ド・クライヴロウ、Alsarah Elgadi、Yared Teshaleらの名前が。
Alsarah Elgadiはスーダン生まれ、イエメン育ちで現在はニューヨーク在住のシンガー/ソングライター。ナイル・プロジェクトやDebruit & Alsarahのアルバム『Aljawal』(こちらもサウンドウェイからのリリース)にも参加しています。
“Wondem is a unique collection of songs inspired by my passion for and immersion into African music and culture over my career” says Story. “This body of work came about as I began to compose and arrange for Todd Simon's Ethio Cali, an emerging ethio-jazz ensemble in Los Angeles. Wondem means brother in Amharic and I felt a strong brotherly connection to Ethiopia during the process.”
デクスターはここ数年エチオ・カリという同郷のエチオ・ジャズ・アンサンブルのプロデュースやアレンジを担当しており、その流れでアフリカ音楽へと傾いていったようです。「Wondem」はエチオピアのアムハラ語で「Brother」を意味するそうで。
発売は10月下旬とのこと、楽しみです。