ラテン筋ではチコ・ロコ(Chico Loco)名義のメズラ皿『La salsa de Puerto Rico』が大人気、同時再発される別プロジェクト「ラプチャー」がフュージョン・ファンのあいだでも熱視線を浴びるフランス人ドラマー、シルヴァン・クリーフによるメイン・プロジェクト、アイアート・フォーゴの唯一作がファラウェイ・サウンズから復刻されることになりました。
全曲お替り可能な無敵の特濃ジャズファンクを激盛りです。
アイアート・フォーゴ
AIRTO FOGO: Airto Fogo
Pharaway Sounds / Guerssen / ritmo calentito (RTMCD-1255)
1. Right On Bird
2. High Stakers
3. Tuesday In Jackson
4. Satine Dog
5. On Tip Toe
6. 1973 Carmen
7. Avenue
8. Shadowy
9. So Be It
10. Just Over
◆ フランス出身のドラマーで、現在はカナダのモントリオールを拠点に活躍する(今も現役)ドラマー/プロデューサーのシルヴァン・クリーフが1976年に残したジャズファンク人気盤。
◆ ジル・パピリ(ベース)、ミシェル・コウリ(ピアノ)やジャン・ピエール(サックス)ほか、バックを固めるミュージシャンはいずれもフランスを代表するポップ・アーティスト(アンリ・サルバドール、フランソワーズ・アルディ……)のレコーディングに参加する名士ばかり。
◆ 全曲インストながら全くハズレのない鉄壁のキラー・チューン10曲。同時再発のラプチャーと比べよりファンク指数が高くジャズやソウルの全域で幅広く人気の一枚です。
◆ ワールド系の再発で知られるスペイン「Pharaway Sounds」からの2017年再発盤。