北大西洋の荒れ狂う海上でレコーディングされた酔狂過ぎる前作が名門エド・バンガーのフックアップを受け突如ブレイクしたフレンチ・エレクトロの奇才モールキュール2018年最新アルバム。
今度はまさかのグリーンランド録音です。
凍てつくブリザードのごときディープなダブテクノやオーロラを思わせるアトモスフェリックなピュア・アンビエント、ザラついたインダストリアル・ムードをミックスした完全寒冷地仕様の傑作となりました。
MOLECULE: -22,7°C
Because Music
1. Aria
2. Elements
3. Sila
4. 5951HZ
5. Violence
6. Jour Blanc
7. Artefacts
8. Delivrance
9. Qivitoq
10. Inlandsis
◆ モールキュールは00年代半ばにPIASからデビュー、フューチャリスティックなダブ・サウンドで独自の辺境を開拓してきたフランスの奇才。自腹で漁船をチャーターし北緯60度越えの北大西洋上で録音したというぶっ飛びの前作『60° 43’ Nord』がエド・バンガーからリリースされ芸歴10年越えで突如ブレイクを果たした遅れてきたニューカマーです。
◆ その2018年最新作『-22,7°C』はまさかのグリーンランド録音。イヌイットたちの暮らすへき地の小さな村に、片手に余るキーボードやギター、数々のペダルやマイクやギアやコンソールなどなど、山のような機材を持ち込み5週間かけてレコーディングを敢行。
◆ 凍てつくブリザードのごときディープなダブテクノ、オーロラを思わせるアトモスフェリックなピュア・アンビエントやザラついたインダストリアル・ムードをミックスした完全寒冷地仕様のユニークなアルバムに。
◆ エド・バンガー総帥ペドロ・ウィンターをして「ハーバート・ミーツ・フランソワ・ド・ルーベ」と言わしめたフレンチ・シーンの秘密兵器による渾身の一枚。犬ぞりやバックカントリーのお供にぜひ。
◆ ジャスティスやメトロノミーでおなじみパリのビコーズ・ミュージックからのリリース。