アシッド・アラブのアルバムにも参加していたアルジェリア歌謡「ライ」の次世代の歌い手ソフィアン・サイディが新作『El Ndjoum』を携え満を持して日本上陸。
伝統的なライや世界音楽のさまざまな要素、エレクトロ、ファンク、コズミックなシンセなどなどを絶妙に編み込んだ摩訶不思議なサウンドでオマール・スレイマンやコゥ・シン・ムーン、メフメト・アスラン的な現行クラブ・シーンのエキゾ・モードともコネクト。
北アフリカとフランス、世界各地のダンスフロアにハイブリッドな音の橋を架けた力作です。
SOFIANE SAIDI & MAZALDA: El Ndjoum
Carton Records (RTMCD-1338)
1 Wahdi Ana W Galbi
2 El Ndjoum
3 Yadra?
4 Bourkan
5 La Classe Fi Las Vegas
6 Yamma
7 Gasbah Trinsiti
8 Bab el Saida
9 Saida
◆ ソフィアンは、トゥクルール、ナーブ、アリ・ドラゴンやナターシャ・アトラスなど、フランスやヨーロッパの様々なアーティストと90年代の後半から活動を共にしていたベテランです。2015年にアルバム『El Mordjane』を、メロディやセルロイドなどの運営に携わってきた仏音楽界の重鎮ジルベール・カストロが主宰するリュ・スタンダール・レーベルからリリースしてソロ・デビュー。
◆ 本場アルジェリアのバンド、ライナ・ライともツアーを共にするなどしてライのルーツに迫る一方で、トランスグローバル・アンダーグラウンド(TGU)との活動(『El Mordjane』はTGUのティムがプロデュース)を通じてエレクトロニック音楽にも積極的にアプローチしユニークなポジションを確立。2016年にはアシッド・アラブのアルバムにも参加、それまでとは異なるフィールドからも光を浴び注目度を高めていたところ。
◆ パリやリヨンの腕利きミュージシャンが大集結したミクスチャー・バンド「マザルダ」とのコラボで満を持して届けられたこの新作は、伝統的なライや世界音楽のさまざまな要素、エレクトロ、ファンク、コズミックなシンセなどなどを絶妙に編み込んだ摩訶不思議なサウンドでオマール・スレイマンやコゥ・シン・ムーン的な現行クラブ・シーンのエキゾ・モードともコネクト。生音メインでありながらもフロア・フレンドリーで中毒性が高く、世界音楽やダンス・ミュージックの垣根を越えたパワフルなアルバムに、仕上げられております。
◆ ヴァイナル化が待たれるキラー・シングル②「El Ndjoum」には、ババズーラやキング・アイソバを手掛ける独名門「グリッタービート」からデビューしたばかりの期待の新鋭アマール808がゲスト参加。
◆ ハレドやシェブ・マミなど往年のライ愛好家、エチオピアやアフロ・ファンクのファン、世界音楽をまぶしたレフトフィールドなクラブ・ミュージック好きからオールウェルカムな雑食音楽マニアまで幅広く全力レコメンド。
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