アコースティック・ポップやR&Bからダウンテンポまで変幻自在なスタイルを見事に開花させ急浮上したドイツのミステリアスなシンガー/ソングライター、リコ・フリーベによるニュー・アルバムが到着。冬の静けさにそっと寄りそうような、穏やかでありながらも凛としたフォーキィ・サウンドを満載、心にも身体にもジワリ沁みる良作です!
リコ・フリーベ/シュック
RICO FRIEBE: Shook
Time In The Special Practice Of Relativity
01 – Requiem
02 – Fled
03 – Tired
04 – Flinch
05 – Catch
06 – Once
07 – Any
08 – Understand
09 – Two
10 – Lies
11 – Shook
◆ スヴェン・フェイトやクロード・ヴォンストロークといった重鎮たちからもその才能が認めらクラブ・シーンで活躍していたドイツのベテラン・プロデューサーがパンデミックのさなかに突如シンガー/ソングライターへと転身、リコ・フリーベとしてうたもの作品のリリースに着手。本作はその5枚目のアルバムとなります。
◆ 厳かなコーラスに彩られたオープニングの「レクイエム」から一転、2曲目以降はアコギの弾き語りと心地よいコーラスをメインとしたシンプルな沁みうたの連続。
◆ パーソナルな悲しみと苦難を歌へと昇華し生まれたという、ビターでありながらも凛とした、さまざまな趣きの入り混じった等身大のちいさな歌世界が見事に開花。
◆ ほとんどの曲が3分弱で、ドーナツ盤時代の四畳半フォークを思わせる懐かしさにあふれたサウンドが遠い記憶を呼びさましてくれます。