カナダのサイケデリック・バンド、イッツ・オール・ミートの唯一作がスペインの発掘レーベルGuerssenからリイシュー。サイケやハードロックから初期パンクまで、さまざまなエレメントをあわせ持ったユニークなサウンドを満載、レア度とクオリティが奇跡的なバランスで釣り合ったコレクター人気盤が待望のCD再発!
イッツ・オール・ミート/イッツ・オール・ミート
IT'S ALL MEAT: It's All Meat
GUERSSEN (RTMCD-1701)
1. You Don't Notice The Time You Waste
2. Make Some Use of Your Friends
3. Crying into The Deep Lake
4. Roll My Own
5. Self-Confessed Lover
6. If Only
7. You Brought Me Back To My Senses
8. Sunday Love
9. Feel it
10. (I Need Some Kind Of) Definite Commitment (Baby) (Unreleased Version)
11. Pity in The City
12. Astrology
13. I Don't Need You Above Me
14. Can't Get Together
15. If Jesus Were Alive Today
◆ イッツ・オール・ミートは1960年代後半にカナダのトロントで結成、ステッペンウルフの前身バンドのメンバーだったジャック・ロンドンの後押しを受けコロムビア・レコードと契約しメジャー・デビューした5人組のロック・バンド。
◆ 『It's All Meat』は1970年に彼らがリリースした唯一のアルバム。ストーンズやカントリー・ジョー&ザ・フィッシュ、ドアーズ、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドなどの影響が垣間見られる、ガレージ~サイケ~初期ハードロックのパワフルなミクスチャー・スタイルが最高!
◆ シングルの「Feel it」はMC5やニューヨーク・ドールズを思わせるささくれだったパンキッシュなスタイルが炸裂!「Crying into The Deep Lake」や「Sunday Love」あたりのミステリアスなサイケ・ナンバーも独特の雰囲気があります。デビュー作とは思えぬ多彩な表現が編み込まれた快作ですが、残念ながらバンドはこのリリースの直後に解散、本作が唯一のアルバムとなってしまいました。
◆ 『ギャラクティック・ズー』でおなじみのシカゴ・アヴァンの奇才スティーヴ・クラコフ/プラスティック・クライムウェイヴがライナーノーツを寄稿(日本語対訳添付予定)。