すっかり夏が戻ってきてしまいましたね。
暦の上ではもう「残暑」になるらしいですが、
このあとまだひと月もこんな暑さが続くのかと
思うとぞっとします。
それでは『ニューヨーク・トロピカル』収録アーティストの
紹介を続けたいと思います。
本日は、ドミニカ共和国出身のリタ・インディアナ。
小説家、モデルとしても活動する才女です。
『ニューヨーク・トロピカル』の曲は、KINGDOMのリミックス
ということもあって、比較的ベースな感じですが、ふだんは
もう少しメレンゲ寄り、なイメージ。
バンド「ロス・ミステリオス」を率いて
"RITA INDIANA Y LOS MISTERIOS"として
アルバムもリリースしております。
この曲
とかはジャジ~
雰囲気違いますがカッコいい!
LAMC = Latin Alternative Music Conference = で
インタビューに応えるリタ・インディアナ。
背が高い!
NPRのインタビューも面白いです。
「小さいころは祖父母の影響でボレロをよく聞いていた」
そうです。当時のドミニカでは、よく停電があったそうで、
そんなときはみんなでバルコニーに出て、ラジオに耳を
傾けたとか。
夜、ラジオから聞こえてきたのがボレロだったのです。
そのせいか小さな頃はバラード好きな子供だったようですが、
ティーンになってからは「ヘッドバンガー」へと転身、スレイヤー、
メガデス、メタリカなどを聞くように。
同時にメレンゲもヤラレてしまい…地元の音楽というのも
ありますが、サルサなんかと比べて複雑じゃないし、踊り
やすいし…などなど、自らのルーツや影響を受けてきたもの、
プロダクションのこと、セクシュアリティーや社会について、
様々なことを語ってくれています。
それでは最後に
『ニューヨーク・トロピカル』収録の「LOS PODERES」
NYC代表<KINGDOM>によるフューチャリスティックな
ビートのスパイスにより、極めてモダンなベース・トラックへと
アップグレードされております。