2012-10-10

ZOMBIE ZOMBIE: RITUELS d’un Nouveau Monde



この夏のI:CUBE新作も好評、
その健在ぶりをアピールした仏名門<VERSATILE>から、
ZOMBIE ZOMBIE待望の新作が登場!

前作のジョン・カーペンターに続いて、
何と今回はサン・ラー「Rocket #9」をカバー!

やっぱコイツらただものじゃない!
しかもタイガースシのボスJOAKIMがプロデュースを担当、
両者のクラウト&コズミック・サウンドに対する深い造詣と
愛情が見事に結実、ディープかつエッジの立った、しかし
ながら快楽指数の極めて高い、ハイクオリティーなリスニ
ング作品に、仕上がりました!















ZOMBIE ZOMBIE: RITUELS d’un Nouveau Monde
Versatile | VERCD026

TRACKLISTING:
1 – The Wisdom of Stones (Do you believe in … ?) – 6 :25
2 – Illuminations – 5 :49
3 – Rocket #9 – 4 :28
4 – Watch the World from a Plane – 6 :47
5 – Forêt Vierge – 6 :44
6 – L’Age d’Or – 7 :43
7 – Black Paradise – 6 :30



▼ I:CUBE、Chateau FlightにJOAKIMなどなど、個性的なタレントが集うフランスの名門レーベル<VERSATILE>の若頭、ZOMBIE ZOMBIEによる、2008年『A Land For Renegades』、2010年『Plays John Carpenter』(まるまるジョン・カーペンターのカバー!)に続く、三枚目のアルバム『RITUELS d’un Nouveau Monde』が登場。

▼ ZOMBIE ZOMBIEといえば、クラウト・ロックやコズミック・ディスコ、プログレッシヴ、シンセ・ミュージックなどに対する深い見識を反映させた、ユニークな玄人肌のダンス・ミュージックをアウトプットするユニットとして、多くの才能がひしめくフランスのアンダーグラウンドなクラブ・シーンの中でも、世代を越え幅広い音楽ファン、ミュージシャンたちからサポートされる異才。

▼ そんな彼らの最新作は、前二作同様に、エクレクティックなスタイルを維持しながらも、クラウト・マナーのディスコ・ノット・ディスコ、或いはディープかつカルトなイタロ/コズミック志向をこれまで以上にあからさまに打ち出した、マニア筋のココロをピンポイントでくすぐり揺さぶる、会心の一枚。いかにもコレクター気質な虎の穴に迷い込んだものだと思ったら、案の定、プロデュースがJOAKIM(タイガースシ総帥)とのこと。

▼ 先行シングルとして話題沸騰中のサン・ラー「Rocket #9」カバーは、まるでミッキー・ムーンライト「Interplanetary Music」の向こうを張るかのような、ナイス・センスかつグッド・ヴァイブスさく裂な強力キラー(両曲とも同じサン・ラーのサターン盤『Interstellar Low Ways』に収録ですし)。何とスヴェン・ヴァスやリッチー・ホウティンもプレイ、レディオ・スレイヴ、ジェームス・ホールデン、グリマーズ、チャールズ・ウェブスターからアレックス・フロム・トーキョーまで、実に多くのDJたちのサポートを受けています。

▼ ケタ外れな音の知識とレコード・コレクションに裏打ちされたJOAKIMの確かなプロデュース手腕、そしてZOMBIE ZOMBIE生来の高いポテンシャルの両方がぶつかり合いながら見事に相乗効果を発揮、これまで以上にハイクオリティーで充実したアルバムとなっています。

▼ JOAKIMやタッスル、ミッキー・ムーンライトあたりが好きならまず間違いなし、TIGERSUSHI、RONG MUSIC、100% SILK、FUTURE CLASSIC、ESKIMOなどをチェックしている方は、是非、聞いてみて!ニューディスコ、ハウスからインディー系リスナーまで、何気に幅広くレコメンできる逸材です!