2012-12-20

『チェリー・シング』が『ミュージック・マガジン』誌の年間ベストに




様々な音楽雑誌で、
2012年を振り返るページや特集が出始めております。
そんな中で、12月20日発売『ミュージック・マガジン』の
「年間ベスト」におきまして、弊社から発売させていただい
ておりますネナ・チェリー&ザ・シング『チェリー・シング』が、
「ロック(ヨーロッパほか)」部門で一位に選出されました。


80年代末から90年代にかけてソロ歌手として大きな成功を
おさめた歌姫ネナ・チェリーと、スカンジナヴィアを代表する
アウトジャズのトリオ、ザ・シングのコラボレーション作品です。


ジャズともロックとも、何とも形容しがたい、サウンドですが、
往年のネナのファン(特にソロ転向以前からのファンの皆様
からの、評判がよいようです)、現在のザ・シングのファンの
両方から、素晴らしい反応を、いただいております。





2000年代に入ってからは鳴りを潜めていたネナ・チェリーですが、
そのキャリアを紐解けば、ニューエイジ・ステッパーズやスリッツ、
リップ・リグ&パニック等、ポストパンク期から活動する、息の長い
アーティスト。


90年代のソロ時代も、R&Bやヒップホップをベースとしながら、
トリッキーやユッスー・ンドゥール、ゴリラズらとのコラボレーションを
通じて、様々な層のリスナーに親しまれてきました。


そんな彼女の継父は、ジャズの名門「ブルーノート」にも
録音を残すトランペット奏者のドン・チェリー。


そしてザ・シング。
彼らのバンド名は実は、そのドン・チェリーの作品
Where Is Brooklyn?』収録楽曲に由来しております。


唐突なようでいて、実はそうでもなかったこの共同作業、
未聴の皆様、是非、この機会に、再度チェックいただけたら
と思います。


オンラインで読める『チェリー・シング』


- ele-kinghttp://www.ele-king.net/review/album/002625

- intoxicatehttp://tower.jp/article/series/2012/07/18/cherrything

- LIQUIDROOMhttp://www.liquidroom.net/review2/201206/the-cherry-thing

- YES MAGAZINEhttp://yesmagazines.net/?p=2273

- cookie scenehttp://cookiescene.jp/2012/07/neneh-cherry-the-thingthe-cher.php

- com-posthttp://com-post.jp/index.php?itemid=678


<com-post>はクロス・レビュー形式になってます。
右上の「next」をクリックしていくと、次々と、様々な方の
レビューをご覧いただけます。中には辛口なご意見も
ありますが、確かにジャズ耳で聞くとそうなのかなぁという
気も致します。ともあれ、是非ご一読いただけたらと。






iTunesでもお求めいただけます。
ストゥージズ、スーサイド、MFドゥーム(マッドヴィリアン)、
マルティナ・トップリー・バード、ドン・チェリーにオーネット・
コールマンと、様々なカバーがあるので、まずはお気に入り
アーティストの曲のツマミ喰いから、いかがでしょう。








CDは






ジム・オルーク、メルツバウ、フォー・テット、リンドストローム&
プリンス・トーマス、ホートラックス・コブラ(ピーター・ビョーン&
ジョンのジョンのソロ・ユニット)などがリミックスした企画盤
ございます。