2016-08-13

TELESPAZIO: Telespazio




バルデリのイタロ・マナーを受け継ぎながら革新的なニュー・モードを次々と打ち出し急浮上、DFA、キツネ、エロル・アルカンからゴルフ・チャンネルまで、メジャー/アンダーグラウンドの垣根を越え多種多様なDJ&レーベルのサポートを受け躍進を続けてきたイタリアの新世代アクト「テレスパツィオ」待望のフル・アルバムが、ジジ・マシン再評価のきっかけを作った同郷の名門「Hell Yeah」レーベルからリリースとなります。


スティーヴ・コーティー(チキンリップス/ベア・ファンク)に見出されニュー・ディスコからスタートした奇才がついに辿り着いたディスコ番外地の異端作!















テレスパツィオ/テレスパツィオ

TELESPAZIO: Telespazio
Hell Yeah Recordings / calentito

1. Barrier
2. In Motion
3. Nuvolari
4. Devices
5. Eyes In Ice ***
6. Glide Shot
7. Rays
8. Lfo Ride
9. Unstable

*** CDボーナストラック


◆ テレスパツィオは、00年代後半にチキンリップスのスティーヴ・コーティーにその才能を見出され彼のレーベル「ベア・ファンク」を主な拠点にニュー・ディスコ界隈からキャリアをスタートさせたイタリア人プロデューサー、ファブリツィオ・ママレーラ(Fabrizio Mammarella)によるソロ・プロジェクト。


◆ ファブリツィオはタフ・シティ・キッズのフィリップとのデュオ=Black SpumaやラブンタグやオプティモをもトリコにしたClap Rulesの一員としても活躍中。複数の名義やユニットを巧みに使い分けながら、ディスコ、テクノやインディの垣根を越え幅広いジャンルの音好きたちを魅了、キツネ、DFAやエロル・アルカンからもサポートを受けるなど、更なるジャンプアップが期待されるイタリア新世代の逸材です。


◆ 中でもテレスパツィオはDFAのダーク・サイドにも通じるエッジをきかせた実験的なスタイルが話題となり、熱心なファンのあいだで長くアルバムのリリースが待たれていたプロジェクト。その待望のフル・アルバムは、由緒正しいバルデリ・マナーを受け継ぎながらも、「コズミックとアーサー・ラッセルとDKMNTLとモ・ワックスによる多重クラッシュ」あるいは「プラッドがジョン・カーペンターをレクトロ化した」などとも例えられる、フリークアウトしまくりのエクスペリメンタルなディスコ・ノット・ディスコを満載。


◆ ロウなマシーン・ビートの上でエレクトロやファンク、ヒップホップ、テクノを巧みにミックスしながら誰にも真似できない前衛的なスロウ・ディスコを紡いだ、「バルデリ・チルドレンの異端児」の名にふさわしい傑作となりました。


◆ バレアリック・ガバ・サウンドシステムやテンペルホーフ&ジジ・マシンのリリースで気を吐く同郷の名門「Hell Yeah」と手を組み満を持して放つ初アルバム!


◆ M⑤「Eyes On Ice」は先行発売中のアナログ、デジタルには未収録、本邦初公開となる本CD盤のみのボーナス・トラック。


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各誌いい感じでご紹介いただいております!


「モーリス・フルトンばりにエッジの立ったエレクトロ・サウンド」 --- 『bounce』


「ほがらかな魔性と明るい毒気にゆるく痙攣できる」 --- 『ミュージック・マガジン』


「打ち込みのビートがニュアンス豊かなのもいい」 --- 『CDジャーナル』