サブライム・フリークエンシーズやファインダーズ・キーパーズとも共振しながら独自の視点で新旧さまざまな世界音楽に光を当て注目を集めるフランスの新興レーベル「アクフォン」が東南アジアのラオスをディグ!
これまであまり注目されることのなかった同国の少数民族が娯楽や宴や儀式で歌い奏でる民謡・民俗音楽を、キンクゴングa.k.a.ロラン・ジャノーが現地でフィールド録音。
自然や暮らしと一体化したありのままのラオスの音色を堪能できる貴重な一枚となりました。
南北ラオスの音楽 ― チャンパーサック、アッタプー、セコン、サーラワン、ルアンナムター、ポンサリー
Music of Southern and Northern Laos - Provinces of Champasak, Attapeu, Sekong, Saravan, Luang Namtha and Phongsaly
Akuphone / ritmo calentito (RTMCD-1341)
01 Brao Lave Gongs (5:09)
02 Ta Oy Courting Song (4:46)
03 Triang Pao Kabang (1:12)
04 Nyaheun ≪Jeu Phawn Peng Gawng Ploung Ken≫ (2:57)
05 Katu Song (4:21)
06 Lao Lam Saravan (6:12)
07 Oy Duet (3:17)
08 Alak Songs (3:03)
09 Alak Khene Molam (2:51)
10 Pacoh Trio (2:13)
11 White Hmong ≪Queej≫ (5:15)
12 Lantene (Moon) Women (5:04)
13 Khmu Ou ≪Tot≫ (4:34)
14 Khmu Ou ≪Pi≫ (1:12)
15 Akha ≪Chuluba≫ (1:57)
16 Bit ≪Protect The Forest≫ (4:14)
17 Dark Blue Yao (Moon) Ceremony (5:10)
18 Akha ≪New Year Song≫ (6:48)
19 Khmu ≪Jiakoot≫ (2:04)
◆ 『Music of Southern and Northern Laos』は、中国、ベトナム、カンボジア、タイとミャンマーに囲まれたインドシナ半島の内陸国家で、なにげに世界でも数少ない永世中立国のひとつでもあるラオスの知られざる民俗音楽に光を当てたアクフォン・レーベルの新しい企画盤になります。
◆ 監修・録音はロラン・ジャノーが担当。「キンクゴング」名義でサブライム・フリークエンシーズやアタヴィスティックなどのレーベルにも作品を残す音楽プロデューサーです。ロランが、現地在住の人類学者らの協力を得ながら2006年から13年にかけて各所(チャンパーサック、アッタプー、セコン、サーラワン、ルアンナムター、ポーンサイ)で敢行したフィールド・レコーディング音源をコンピレーション化したもの。
◆ 前半10曲はチャンパーサックやセコンなどラオスの南部で採取した音源。後半の9曲はルアンナムターやポーンサイといった北部地域の音楽をピックアップ。鐘や笙、口琴、太鼓などを用いた独特の音色やハーモニー、うたの節回しなどなど、自然や暮らしと一体化したありのままのラオスの音楽を堪能できる貴重な作品となっております。
◆ サブライム・フリークエンシーズやファインダーズ・キーパーズなどとも共振しつつ、発掘、再発、フィールド録音から現在進行形のエキゾ・エレクトロ・アクトまで、様々なタイプのリリースを手掛け急浮上を果たしたフランス発の新しい世界音楽レーベル、アクフォン。日本の江利チエミ、台湾のリリー・チャオ、インドネシアのガムラン、カンボジアのレジスタンス・バンドやスリランカのシンハリ&タミル歌謡に続く、またもその企画の妙がさく裂したナイスな一枚。
◆ ブックレット日本語対訳付き。
https://akuphone.com