エイフェックス・ツイン、オウテカやキース・フラートン・ウイットマンら、後継にも絶大な影響を及ぼしたフレンチ・アヴァンの奇才ベルナール・パルメジャーニの激レアな未発表音源を、映画『Dark Star』再発や高田みどりのインターナショナル・リリースで名を上げたスイス「メンタル・グルーヴ」傘下の「WRWTFWW」がミラクル・ディグ。
ピエール・シェフェールのGRMをリュック・フェラーリらと共に黎明期から支えたフランス電子音楽界のパイオニア、その知られざる貴重なサントラ仕事が初めて光を浴びる!
ベルナール・パルメジャーニ
BERNARD PARMEGIANI: Les Soleils de L’ile de Paques / La Brulure de Mille Soleils (Original Soundtracks)
WRWTFWW Records (RTMCD-1340)
1 to 27 "Les Soleils de L’ile de Paques"
28 to 56 "La Brulure de Mille Soleils"
◆ ベルナール・パルメジャーニは2013年に他界したフランスの音楽家。ピエール・シェフェールが立ち上げたGRM(フランス音楽研究グループ)にリュック・フェラーリらと共に初期から参加、フランスの電子/実験音楽シーンの発展に貢献。エイフェックス・ツイン、オウテカやキース・フラートン・ウイットマンら、現在進行形のエレクトロニック・ミュージシャンにも大きな影響を及ぼしました。
◆ 近年は、オーストリアの名門エデョションズ・メゴが『L'?il Ecoute / Dedans-Dehors』や『De Natura Sonorum』といった彼の代表作を復刻したことで現行シンセ&電子文脈でもその存在が急浮上、再評価が進んでいたところ。
◆ その貴重な未発表サントラ仕事を、映画『Dark Star』再発や高田みどりのインターナショナル・リリースで名を上げたスイス「メンタル・グルーヴ」傘下の「WRWTFWW」がアヴァンの魔窟からミラクル・ディグ。
◆ 『Les Soleils de L’ile de Paques(The Suns of Easter Island)』(1972年)は熱心なフランス映画ファンのあいだでカルト的な人気を誇るミステリアスな奇作。短編の『La Brulure de Mille Soleils(The Heat Of A Thousand Suns)』(1965年)はクリス・マルケルが参加したことでも知られている。いずれもヌーヴェルヴァーグを代表する映画監督のひとり、ピエール・カストが監督した映画。オリジナルの映画公開時はサントラは未発売。2作品を2 in 1で初CD化。
◆ 奇妙な倍音やビザールなアナログ・シンセ、奇想天外なエトセトラがこれでもかとばかりに炸裂!これは実に聞き応えアリ!