「もしショパンとキース・ジャレットに共通の相続人がいるとしたら、それはまさしくズビグニエフ・プレイスネルなのではなかろうか」 ― アネット・インスドーフ
『トリコロール』などでおなじみの映画音楽作曲家ズビグニエフ・プレイスネルのサントラ曲の数々をECMレーベルにも作品を残す気鋭ピアニストのドミニク・ワニアがピアノ・アレンジ。プレイスネルの生誕70年を記念したスペシャルなアルバムが完成しました。数々の名作を彩ってきた音楽が美しいピアノの音色と共にフレッシュに生まれ変わります。
ズビグニエフ・プレイスネル&ドミニク・ワニア/マイ・ライフ ― プレイスネルズ・ミュージック
Zbigniew Preisner, Dominik Wania: My Life - Preisner’s Music
Preisner Productions
1. Dekalog - Nymphea
2. The Secret Garden suite
3. Mouvements du desir- L’amour
4. Forgotten we’ll be - Letter from the Father
5. Damage
6. When a man loves a woman - Homecoming
7. Aberdeen
8. The double life of Veronique - Van den Budenmayer Concerto en mi mineur
9. Twilight - Transient
10. The Funeral - The Waltz
11. The double life of Veronique - Les Marionnettes
12. Eminent Domain
13. Lost and Love
14. Queen of Spain - End credits
15. Three Colours Blue - Song for the Unification of Europe
16. Requiem for my Friend - Lacrimosa
17. Love song 1980
◆ さまざまな名作映画のフィルムスコアを担当、セザール賞やベルリン国際映画祭などの受賞もあり、映画音楽の世界で揺るぎない地位を確立している現代ポーランドが世界に誇る作曲家、ズビグニエフ・プレイスネル。その生誕70年を記念したスペシャルなアルバム『My Life - Preisner’s Music』。
◆ 本作はプレイスネルのコンポジションをドミニク・ワニアがピアノ・ソロで再解釈したもの。ワニアはマチェイ・オバラ・カルテットの一員で、ソロ・アーティストとしてECMレーベルにリーダー作を残してもいる、プレイスネルと同じくポーランド出身のジャズ・ピアニストです。
◆ 『デカロ-グ』、『秘密の花園』、『あなたと過ごした日に』、『ダメージ』、『男が女を愛する時』、『アバディーン』、『ふたりのベロニカ』、『密告者』、『トリコロール/青の愛』、『恋唄1980』など、80年代から近年までにプレイスネルが手掛けてきた映画音楽の楽曲に加えて、「Lost and Love」や「Requiem for my Friend」といった非サントラのオリジナル曲も取り上げられております。プレイスネルのキャリアを幅広く網羅、そのレガシーを一枚に集約した貴重なリリースとなります。
◆ 映画音楽ならではの情景が思い浮かぶようなメロディ、それをワニアが映像や台詞から解き放ち、シンプルでありながらも深みや余韻のある美しいピアノ曲へとアレンジ、まったく新しい音世界を作り出しています。
【試聴・ご購入】 https://li.sten.to/rtmcd1687