スティーヴ・バグとランゲンベルクという魅力的なペアによる共作アルバム『Paradise Sold』がバグのレーベル「Poker Flat Recordings」からリリースとなります。
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Steve Bug & Langenberg: PARADISE SOLD
Porker Flat Recordings (PFRLP37)
06.04.2018 / 4250382435846 / 2LP
Tracklisting:
A1. Senior Elfo
A2. NGC 6240
B1. Paper Stabs
B2. Sleepwalker’s Bridge
C. A Touch Of Detroit
D1. Search For Xur
D2. Late Harvest
『Paradise Sold』は、ふたりのコラボレーションを最良のかたちで結実させた、ハウス・ミュージックのプロダクションの極みともいうべきアルバムとなっている。「Max(Langenberg)とは濃密な時間を過ごすことができた。なぜもっと早くふたりのコラボが実現しなかったのか、と思うくらいの素晴らしい体験だった。お互いの世界観も通じ合う部分が多くあったし、ふたりでスタジオにいて、とてもしっくりきた。ふたりの力を束ねることで、このふたりだからこそ、というものに仕上げることができた」とSteve Bug。楽曲は、Juno60や106、Studio ElectronicsのOmega 8、RolandのTB 303などのハードウェアを中心に作られている。ミックス・エンジニアはHannes Biegerを起用した。Dixon、Ame、Ben Klock、Stephan Bodzin、Ellen AllienやDJ Tennisなどの多くの作品のミックスやマスタリングを手掛けてきたレジェンドだ。
Steve BugとLangenbergについての詳細な言及は、今さら不要だろう。ふたりは、ヨーロッパのハウス/テクノ・シーンにおいて計り知れないくらい大きな貢献を果たしてきた。Bugは、自身の楽曲にせよ他アーティストのプロダクションやリミックスにせよ、常にクオリティへのこだわりを持ち続けながら制作にあたってきた。そしてそのこだわりが、エレクトロニック・シーンで最もリスペクトされるアーティストの座へと彼を押し上げた。
Steve Bug
Steve Bugは世界でも屈指のプロフェッショナルなDJ、プロデューサーで、業界の信頼は厚い。そんな彼のことをResident Advisorはかつて「テクノのジェントルマン」と評した。プロフェッショナルな姿勢はDJのみならず、彼が運営に携わるPoker FlatやDessous、Audiomatiqueなどのレーベル業務、あるいはコンポーザーやプロデューサーとしてのスタジオ・ワークにも表れている。彼のふるまいはいつも思慮深く洗練された独特のユーモアにあふれている。『Paradise Sold』はSteve Bugにとって7枚目のスタジオ・アルバムとなる。
Langenberg
Langenbergは2000年代の半ば過ぎからトラックの制作をスタートし、これまでにPoker Flat、Ovum、liebe*detail、Drumpoet、ResopalやDessousなどのレーベルから、Langenbergとして、あるいはManuel TurとのRibn名義で、楽曲をリリースしてきた。そして2016年に待望のデビュー・アルバム『Central Heated House』をDessousからリリースした。