音数少なめ生音多め、ダブ要素ちょい増しでビートは早め。
脳内ダンスフロアにステキな音の花を咲かせる茶目っ気タップリのディープハウスがクラブの外でも話題となっていたアート・アルフィーによる初アルバムが、アクセル・ボーマン率いる北欧クラブ・シーンのトップ・ブランド「Studio Barnhus」からリリースに。
部屋聴き、ヘッドフォン・リスニングから真夜中の湾岸ドライブまで、様々な場面にフィットしそうなゴキゲンな出音を詰め込んだ会心の一枚です!
アート・アルフィー/レヴァリーズ・オヴ
ART ALFIE: Reveries Of
Studio Barnhus (RTMCD-1325)
1. Intro
2. A Lover's Anxiety
3. Llamada 911
4. City Neon
5. Esquinas Feat. Daniel Raaf
6. Klubbensborg
7. Greg's Island
8. A Blues (Dolphin Cruise Edit)
9. ah hej da ra
10. East Village Trip
◆ アート・アルフィーはMr. Tophatの相方としてもおなじみのスウェーデン人プロデューサー。アクセル・ボーマンらと共に10年代の新しい北欧クラブ・シーンをけん引してきたキー・パーソンのひとりです。この春にはついに自らのレーベル「Velvet Pony」をスタート、活動はますます加速の一途をたどるばかり。『Reveries Of』はその初めてのフル・アルバムになります。
◆ ミュートを効かせたジャジーなトランペットがアダルトなムードを誘う②「A Lover's Anxiety」、コミカルなビデオも話題となったシングル曲の⑦「Greg's Island」やビートダウンな⑧「A Blues」ほか、いずれの楽曲も、音数少なめ生音多め、サンプリングとダブ要素ちょい増しでビートは早め。どこか懐かしいようで音のパズルの組み合わせが何気にフレッシュ。不思議な魅力が満開デス。
◆ ミニマルで一聴したところ完全にフロア向けかと思いきや部屋聴きでもなぜか小躍りしてしまう謎の中毒性アリ。掃除やジョギング、真夜中の湾岸ドライブ、おひとりさまでの山歩きなど、あらゆるシチュエーションに映えるナイスな一枚!
◆ ジョン・タラボットとの「タラボマン」でも話題となったアクセル・ボーマンが主宰するレーベル「Studio Barnhus」からのリリース。