現代音楽やノイズ、ワールド・ミュージックにまでアプローチを広げ現行エレクトロニック・シーンの中で唯一無二のポジションを確立してきたドイツの奇才プロデューサーStefan Goldmannの新作。ここ数年のエクスペリメンタル寄りのプロジェクトにおける変拍子や民俗リズム、アンビエント、初期電子音楽などのトライアルを統合したイスタンブールでのライヴ・パフォーマンスをパッケージしたスペシャル・リリース!
STEFAN GOLDMANN: Live at Borusan Müzik Evi, Istanbul
Macro
◆ Stefan Goldmannは、自身のルーツである東欧ブルガリアの伝統的なリズムや現代音楽家だった父フリードリッヒの影響、インダストリアル、ノイズ、アンビエントなど、さまざまな領域とのインタラクションを通じてテクノの拡張に取り組みながら独自の立ち位置を作り上げてきた、ベルリンを拠点に活動しているエレクトロニック音楽のプロデューサー。
◆ ポリリズムをテーマとした2024年の『Alluvium』に続くその最新アルバムが、自身が主宰するMacroレーベルから登場。
◆ 本作は、そのタイトルが指し示すように、Borusan Müzik Evi(ブルサン・ミュージック・ハウス)という、トルコはイスタンブールの歴史地区にある19世紀の石造りの建物を改装し生まれた演奏スペースでのライヴ録音を盤化したライヴ・アルバムとなっております。Goldmannは2023年の夏に同地のカルチャー・アカデミーのフェローとしてこの施設に長期滞在しアイデアを練り上げパフォーマンスをおこないました。
◆ 『Alluvium』や『Furnace』をはじめとした近年のエクスペリメンタル寄りの作品で取り組んできた、変拍子、民俗リズム、アンビエント、初期電子音楽などへのアプローチが東西文化の交差点上で見事に融合、重層的で奥の深い、ユニークなサウンド・アートへと昇華されております。Goldmannのキャリアのレフトフィールド・サイドの集大成ともいうべき渾身作!