地元カナダではマウス・オン・マーズのツアーの
前座もつとめる実力派で、Dirty Beachesのアレックスによる
注目のニュー・ジョイント<Los Escuadrones de la Muerte>の
一員にも名を連ね、
年初のDirty Beaches初来日公演にも随行していたモントリオール在住の
シンセ奏者Bernardio Femminielli a.k.a. FEMMINIELLIによるソロ作が到着。
マイアミ・バイスのヤン・ハマーを思わせる、
ライブラリー仕様のいい湯加減な辺境スロウモー/シンセ・サウンドを
満載した、コズミック・フェチにとってはたまらないマニア爆死の一枚で、
シンセ音楽やアンビエント、イタロ・フリークス、ユルめ/ヌルめな
ディスコ好きまで幅広くレコメンドできるナイスなアルバム!
FEMMINIELLI: Double Invitation
Desire | Modulor | calentito (CLTCD-2028)
2 – Double Invitation
3 – ¿A Que Quieres Jugar?
4 – Performance Video
5 – El Ultimo Tango Para Mi
6 - Chauffeur
◆ Dirty Beachesのアレックスとは、Los Escuadrones de la Muerte(ロス・エスカドロネス・デ・ラ・ムエルテ)なる新ユニットでも活動を共にしており、今年はこちらの動向も、見逃せません。
◆ Femminielli名義では、これまでDIYレベルでのカセット・リリースのみながら、そのビザールなストレンジ・サウンドは、一部の早耳リスナーたちのあいだで、局所的に話題を呼び続けてきました。そんな彼が、遂に初めてのCD作品『Double Invitation』を発表。
◆ ジョルジオ・モロダーやパトリック・カウリー的な宇宙ディスコ感覚、クラスター~ハルモニア仕様のシンセ使いと浮遊感、マイアミ・バイスのヤン・ハマー、TIGERSUSHI直系の耽美と退廃、静かな、ゆったりとしたウネリを湛えたスロウモーなグルーヴ…。
◆ クラウトロックやそこから派生したシンセ&アンビエント・ミュージック、コズミック、イタロ、スペース・ディスコ、プログレッシヴ・ロックなどへのリスペクトを、夢見と覚醒のギリギリの狭間で、まったく独自のエモーショナルなスパイスを使い今様モードへと仕立て上げたグレートなサウンドが6曲。
◆ ジョアキム/タイガースシやセバスチャン・テリエのファンにオススメの、ダークな佇まいの中にもロマンを感じさせる不思議な感覚を持ったディスコ・ノット・ディスコ~シンセ・ノット・ポップ。