2013-11-02

MONOTON: Monotonprodukt 07





レコードのみ…とのことですが、


1970年代から80年代にかけて活躍した電子音楽の奇才
MONOTONの82年作『Monotonprodukt 07』が、


弊社でもCDのリリースや流通をさせていただいております
フランスのレーベル<Desire>から復刻されました。


マスタリングとスタンパー(レコードのプレスの元になる金型)の
カッティングはDubplates & Masteringとのことで、音質的にも興味津津。


オーストリアの実験/電子音楽アーティスト、コンラッド・ベッカーによる
ユニット、MONOTON。


『Monotonprodukt 07』は、その二枚目のスタジオアルバム。


オリジナルは、わずか500枚しか製造されなかったそうですが、
90年代末にイギリスの音楽雑誌『WIRE』が


100 Records That Set The World On Fire」として紹介、
電子音楽やエレクトロニカのファンのあいだで注目を集めていた一枚です。


今回のDesireによる再発も450枚限定とのことなので、
在庫のあるうちにお早めに…。


弊社でも少量ですが取扱ございます。







2013-11-01

PANICO: Resonancia




仏タイガースシからのアルバム『Subliminal Kill』で大きな
センセーションを巻き起こしたチリのポストパンク・バンド、
PANICOによる新作が(いつの間にか)完成しておりました。


2012年に地元チリでリリースされていたものを、アイク・ヤード
MONOTONなどの復刻を手掛けるフランスのレーベル<Desire>が
ライセンスをとりヨーロッパでリリースしたものです。


アンデス山脈にある、「死への道」とも言われるというアタカマの
砂漠地帯に機材を持ち込みレコーディングを敢行したこのアルバム。


以前のパンキッシュなスタイルは影を潜め、まさに過酷な砂漠の
サウンドトラック、とでも言えそうな、荒涼としたアブストラクトな
サウンドスケープに包まれた謎過ぎる一枚。


バンドが録音した素材を、フガジのドラムのブレンダン・キャンティーが
エディット&選曲してアルバムにまとめあげたとのこと。









残念ながら現在のところCDの発売予定はないそうです。
最寄りのレコード・ショップまたはamazon等でレコードにて
お求めください。



 

2013-09-23

RICARDO TOBAR: Treillis




名門TraumやBorder Communityからの
シングル・ヒットによりヴィラロボスやルチアーノに続く
ニュー・タレントとして大きな注目を集めたチリの奇才
リカルド・トバールによる初アルバムが遂に完成。


レフトフィールドなミニマルのエッジ&ソフトタッチな
トランス感覚を維持しながらも、歪んだキック、不規則に
揺れるリズムとプログレッシヴ&インダストリアルな
サウンドスケープの絡み合う突出した音世界は、
まるでマイク・オールドフィールドが呪術ミニマル化
したかのごとし。

















リカルド・トバール/トレイユ
RICARDO TOBAR / Treillis
Desire | calentito (CLTCD-2034)
1. Sleepy
2. Organza
3. Garden
4. Hundreds
5. Straight line in the water
6. Otte's denial
7. Essen
8. If I love you
9. Mirror
10. Back home
11. Le quartier du quatrième




◆ 2007年に英Border Communityからシングル『El Sunset』でデビュー、リカルド・ヴィラロボス、ルチアーノに続くチリからの刺客としてヨーロッパのミニマル・シーンで大きな注目を集めたリカルド・トバール。

◆ デビューから6年、マイペースな活動を続けてきた「もうひとりのリカルド」が、満を持して初めてのフル・アルバムをドロップ。

◆ キャリア初期にドイツの名門Traumからカットしたシングル(『With You』)は、何故かステレオラブやスペースメン3を引き合いに出して評された。今回アルバムからの最初のシングル『If I Love You』は「アシッドまみれのカリブーが横道へと脱線したかのよう」などと言われている。古ぼけたドラムマシンとサンプラー、最小限のアナログ機材を武器に、さぁ、寡黙な異端児の逆襲がここから始まる。

◆ バック・トゥ・オールドスクールなキック、タチの悪い酩酊を誘うアシッドなシンセとテクノ・ミュージックからかけ離れた音の歪み。アルバム発売のアナウンスと同時に公開された「Garden」(M③)は、辛うじてエレクトロニック・ミュージックの体裁を保ちながらも、ササクレ立ったローファイな出音は完全にインダストリアル。

◆ ボディー・ミュージック的な鉄槌を想起させる硬質なスネア、執拗なタムの裏打ちやブツ切りのループ感も斬新なシングル曲「If I Love You」(M⑧)もキラー。

◆ フランキー・ナックルズのごとき美しいシンセを鳴らす「Organza」(M②)や「Hundreds」(M④)あたりも、DJ INTERNATIONALやNU GROOVE的なハウス感をにじませつつも、独特の歪みや奇形カットアップを施すことによって完全にオリジナルなリカルド・マナーへとメタモルフォーゼ。

◆ 現行インディー・ミュージックのダンス・マナーやインダストリアル志向をふまえながら、ジェームス・ホールデンの新作にも通じる得体の知れない異物感、ソフトタッチなトランス感覚、リズムの揺らぎとディストーション、モダン・シューゲイズ、呪術的でプログレッシヴなサウンドスケープをクロスさせた極めて野心的なレフトフィールド・テクノ・サウンドは、クラブ/ロックの垣根を越えて刺激的なサウンドを求める貪欲な音楽ファン全域にレコメンド。ヴィラロボス、ルチアーノやホールデンあたりのファンはもちろん鬼マスト。



2013-09-06

RICARDO TOBAR: If I Love You




名門Border Communityからのシングル・ヒットにより
ヴィラロボスやルチアーノに続くニュー・タレントとして
大きな注目を集めたチリの奇才リカルド・トバールに
よる初アルバム『トレイユ』に先駆けた先行シングル
『If I Love You』。


カラー・ヴァイナル、限定500枚とのことで即完必至です。
お早目にチェックを!


RICARDO TOBAR: If I Love You
Desire Records (DSR090)

Track listing
A1 – D’Marc Cantu Remix
A2 – 12’’ edit
B1 – Samuel Kerridge Remix
B2 – Low Jack Remix


試聴は ↓
https://soundcloud.com/desirerecords/if-i-love-you-dmarc-cantu



2013-08-31

O13: Time Wave Zero




ノーウェーヴ/ヒップホップ初期のNYCアンダーグラウンドで
デス・コメット・クルーやアイク・ヤードのリーダーとして活躍した
スチュアート・アーガブライトと、


オルタナ前夜におけるジャンク/ノイズの先駆者としてスワンズや
ソニック・ユースと共にその名を轟かせたライヴ・スカルの創立メンバー
であるマークCによる驚きのジョイント、その円熟の極みとも言うべき
2013年の新作。


ダブやクラウトロック、ミニマル&シンセ・ミュージックを消化した
極めてコンテンポラリーな進化系パンクファンク・サウンドを満載した、
世代も時代も飛び越えたニュー・クラシックス!!


















o13/タイム・ウェイヴ・ゼロ
o13: Time Wave Zero
Desire | calentito (CLTCD-2032)

1. Lost Pavillions
2. Ocean
3. Remote Purity Control
4. Vaporize
5. Summer Of The Dragonfly
6. Witchfire
7. Wilderness Express
8. Two For Tomorrow
9. Time Wave Zero
10. Theme



◆ スチュワート・アーガブライト&マークCというニューヨーク・アンダーグラウンドのベテランふたりを中心としたライヴ・ユニットのo13(またはOutpost 13)。


◆ スチュワートは、あのラメルジーをフィーチャーした伝説のノーウェーヴ/ヒップホップ・ユニット<デス・コメット・クルー>のリーダーで、クレプスキュールやファクトリーからのリリースでカルト的な人気を博したアイク・ヤード、さらには、ダンサー御用達のエレクトロ・クラシックス「ドミナトリックス・スリープス・トゥナイト」の生みの親としても知られる人物。


◆ マークCは、パンクの名門ホームステッドからのデビュー作が、先ごろ活動30周年を記念して初CD化されたジャンク・バンド<ライヴ・スカル>の創立メンバーのひとりで、ジム・スクラヴノス(グラインダーマン/ニック・ケイヴ&バッド・シーズ)とのフューズや、元ソニック・ユース~プッシー・ガロアのボブ・バートとのインターナショナル・シェイズ(Int'l Shades)などでも活動。


◆ このふたりを中心に、ザ・ホーリー・ゴースト(2000年代初頭から半ばにかけて活動したロック・バンド)のケント・ハインをベースに迎えたトリオ=o13が、2010年のEP『Vandal Tribes』(On-Uのガール・パンク・レジェンドのジュディ・ナイロンや、プラネット・ミューのVex’dがゲスト参加)に続いて、待望のデビュー・アルバム『タイム・ウェーヴ・ゼロ』を完成。


◆ 全体を貫く、いかにもスチュアートらしい、映像を想起させるシネマティックなシンセ使いと張り詰めたテンション、独特のコントラスト。その端々に、ポストパンクやノーウェーヴ、ダブ、ヒップホップ、ミニマル、クラウトロック、インダストリアル、テクノ、シンセ・ミュージックなどなど、様々な音楽を経験してきたベテランならではの、絶妙な、しかしながらどこかイビツなバランスのミクスチャー・サウンドが渦を巻く。


◆ プリミティヴな反復が控えめながらも心地よいグルーヴを紡ぐM①「Lost Pavilions」やM⑩「Theme」、ダビーなベースラインでパンクするM②「Ocean」、イルビエントにも通じる、ダークでメディテイティヴなトリップ感を持ったM⑥「Witchfire」、パンクファンクなボトムとドリーミーなシンセを組み合わせたM⑧「Two For Tomorrow」やタイトルトラックのM⑨「Time Wave Zero」ほか、山あり谷あり、起伏に富んだこの多彩な展開は、さすが30年のキャリアを持ったベテランならでは。


◆ ポストパンク~ノーウェーヴ~On-U~エイドリアン・シャーウッド~クラウトロックやインダストリアル好きまで幅広くレコメンドできる、ミニマル/シンセ・ミュージック時代の異端パンクファンク金字塔。

2013-07-08

LIVE SKULL





ダンステリアにノイズとジャンクを。


1980年代中期、ポストパンク以降オルタナ/グランジ前夜の
ニューヨーク・アンダーグラウンドで、ソニック・ユースやスワンズら
と共に活動したバンド、ライヴ・スカルの活動30周年を記念した
復刻企画。






ライヴ・スカル/ブリンギング・ホーム・ザ・ベイト 
LIVE SKULL: Bringing Home The Bait
Desire Records / calentito (CLTCD-2031)

AMAZON |  DISKUNION で購入

ダイナソーJrのデビュー・アルバムやソニック・ユース
『バッド・ムーン・ライジング』などのリリースで知られる
名門ホームステッドから85年に発売された初アルバム。


















ライヴ・スカル/ライヴ・スカル(+8)
LIVE SKULL: Live Skull (+8)
Desire Records / calentito (CLTCD-2030)

AMAZON | DISKUNION で購入

彼らの原点ともいうべき自主リリースのデビューEPに、
激レアなボーナス・トラックを8曲追加したスペシャル盤。







『ブリンギング~』のタイトル・トラック。





ホームステッド・レーベルのコンピ『スピード・トレイルズ』にも
フックアップされたEP収録曲。




◆ ギタリストのマークCとトム・ペインを中心に結成、ソニック・ユースやスワンズ、リディア・ランチ、アート・リンゼイ、グレン・ブランカなどなど、ジャンルを越え様々なスタイルのアーティストたちと親交を持ったニューヨーク・アンダーグラウンドのグループ、ライヴ・スカル。当時のメンバーは、マークC(ギター/ボーカル)とトム・ペイン(ギター/ボーカル)、マーニー・グリーンホールズ(ベース)、ジェイムズ・ロー(ドラム)という編成。


◆ バンド後期にはセイリア・ツェディクもメンバーに名を連ね、マークとマーニーはその後ジム・スクラヴノス(グラインダーマン/ニック・ケイヴ&バッド・シーズ)とのユニット<フューズ>としても活動、ドラムのジェイムズはチャベス(Chavez)のメンバーとしてマタドールからアルバムをリリース、などなど、このグループを出発点として、メンバー各人も、パンク以降オルタナ/グランジ前夜の混沌としたUSインディーの黎明期に多方面で活躍、地元ニューヨークを中心に、ソニック・ユースやスワンズとも並びカルト的な名声を博したシーンの重要グループです。


◆ 本作は、そんなライヴ・スカルの活動30周年を記念した復刻企画。『ブリンギング・ホーム・ザ・ベイト』は、1985年に名門ホームステッドから発売された、彼らの初めてのフル・アルバム。『ライヴ・スカル(+8)』は、彼らのキャリアのスタート地点ともなった自主リリースのセルフ・タイトルのEP作品(M①~⑥、1984年発売)に、当時コンピレーションのみで聞くことのできたアルバム未収録曲や未発表8曲を追加収録したもの。


◆ ブックレットには、ソニック・ユース、スワンズから、当時まだヒップホップ移行前だったというビースティー・ボーイズに至るまで、80年代前半から半ばにかけてのニューヨークの地下音楽シーンを当事者目線で綴った貴重な証言の数々や、各曲解説、バンドの歴史などなどを、メンバー自身の手で書き下ろしたテキストを収録(日本盤にはその対訳を封入)。


◆ ソニック・ユースやスワンズと同時期に活躍していた、USインディー/ニューヨーク・アンダーグラウンドのカルト・ヒーローによる初CD化企画。是非ご注目を!


収録楽曲


Bringing Home The Bait

01 Sparky
02 Brains Big Enough
03 Glee Product
04 Ha Ha Ditch
05 Four
06 Houseboy
07 Wisdom & Gravy
08 Common Cruelty
09 Skin Job
10 Jerking The Light
11 G.T.T.U.G.
12 Flake Out

Bonus tracks :

13 Pulverized By Gratitude
14 Ha Ha Ditch (Underground)
15 Glee Product (Irving Plaza)
16 Houseboy (Pyramid)
17 Flake Out (Pyramid)
18 Brains Big Enough (Limbo Lounge)
19 Bad Hospital


Live Skull (+8)

01 Mr Evil
02 I Was Wrong
03 Live Walk
04 Boil
05 Tourist Trap
06 Age Of Oil & Wax

Bonus tracks:

07 J. Bastard
08 Drain
09 Age Of Oil & Wax (Underground)
10 Live Walk (Limbo Lounge)
11 Make Believe You’re Insane
12 I Was Wrong (Speed Trials)
13 Tourist Tnjrap (Danceteria)
14 The Corpse Also Rises


 

2013-03-27

FEMMINIELLI: Double Invitation




地元カナダではマウス・オン・マーズのツアーの
前座もつとめる実力派で、Dirty Beachesのアレックスによる
注目のニュー・ジョイント<Los Escuadrones de la Muerte>の
一員にも名を連ね、


年初のDirty Beaches初来日公演にも随行していたモントリオール在住の
シンセ奏者Bernardio Femminielli a.k.a. FEMMINIELLIによるソロ作が到着。


マイアミ・バイスのヤン・ハマーを思わせる、
ライブラリー仕様のいい湯加減な辺境スロウモー/シンセ・サウンドを
満載した、コズミック・フェチにとってはたまらないマニア爆死の一枚で、
シンセ音楽やアンビエント、イタロ・フリークス、ユルめ/ヌルめな
ディスコ好きまで幅広くレコメンドできるナイスなアルバム!


















FEMMINIELLI: Double Invitation
Desire | Modulor | calentito (CLTCD-2028)

BUY AT >>> AMAZON

1 - Actriz
2 – Double Invitation
3 – ¿A Que Quieres Jugar?
4 – Performance Video
5 – El Ultimo Tango Para Mi
6 - Chauffeur




◆ カナダはモントリオール在住のシンセサイザー奏者Femminielliは、アルバム『Badlands』が大きな話題を呼んだDirty Beachesのライヴ・メンバーにも名を連ね、先日の来日公演でも印象的なステージを披露、地元カナダに戻ればマウス・オン・マーズのツアーのフロントアクトをつとめたり、同郷の異端ポッパーJef Barbaraとスプリットでヨーロッパ・ツアーを成功させたり、などなど、多くのニュー・タレントが群雄割拠するモントリオールのインディー・シーンの中でも、独自のユニークな立ち位置で多くのファンからリスペクトを集める注目株。

◆ Dirty Beachesのアレックスとは、Los Escuadrones de la Muerte(ロス・エスカドロネス・デ・ラ・ムエルテ)なる新ユニットでも活動を共にしており、今年はこちらの動向も、見逃せません。

◆ Femminielli名義では、これまでDIYレベルでのカセット・リリースのみながら、そのビザールなストレンジ・サウンドは、一部の早耳リスナーたちのあいだで、局所的に話題を呼び続けてきました。そんな彼が、遂に初めてのCD作品『Double Invitation』を発表。

◆ ジョルジオ・モロダーやパトリック・カウリー的な宇宙ディスコ感覚、クラスター~ハルモニア仕様のシンセ使いと浮遊感、マイアミ・バイスのヤン・ハマー、TIGERSUSHI直系の耽美と退廃、静かな、ゆったりとしたウネリを湛えたスロウモーなグルーヴ…。

◆ クラウトロックやそこから派生したシンセ&アンビエント・ミュージック、コズミック、イタロ、スペース・ディスコ、プログレッシヴ・ロックなどへのリスペクトを、夢見と覚醒のギリギリの狭間で、まったく独自のエモーショナルなスパイスを使い今様モードへと仕立て上げたグレートなサウンドが6曲。

◆ ジョアキム/タイガースシやセバスチャン・テリエのファンにオススメの、ダークな佇まいの中にもロマンを感じさせる不思議な感覚を持ったディスコ・ノット・ディスコ~シンセ・ノット・ポップ。

 


2012-12-14

IKE YARDファクトリー盤再発








「ポストパンクのみならずエレクトロニック・ミュージックの
プロデューサーたちにも大きな影響を与えたクラシックス」
--- Rough Trade

「DAFとPILを合体させたような、夢のような出音を持ったバンド」
--- サイモン・レイノルズ(『ポストパンク・ジェネレーション 1978-1984』)


デス・コメット・クルーのリーダーとしても知られる
スチュアート・アーガブライトが率いたニューヨーク
のノーウェーヴ・ユニット、アイク・ヤードの唯一の
フル・アルバムが初のストレート・リイシュー!


これまでコンピへのピックアップや編集盤スタイルでの
リリースはありましたが、初めてアルバムでの正規再発、
これは注目を集めそうです。

















アイク・ヤード/アイク・ヤード(セルフタイトル)
IKE YARD: Ike Yard

Desire / Modulor (CLTCD-2020)



TRACKLISTING

1. M. Kurtz
2. Loss
3. NCR
4. Kino
5. Cherish 8
6. Half A God



▼ ラメルジーも所属したノーウェイヴ・ヒップホップ・ユニット<デス・コメット・クルー>や、初期エレクトロ・クラシックス「Dominatrix Sleeps Tonight」のヒットで知られるドミナトリックスのリーダーとしても活動した奇才スチュアート・アーガブライトが、デスコメやドミナトリックス以前に率いていた、もうひとつのユニット、アイク・ヤード。

▼ その唯一のアルバムで、英ファクトリーの米国支部「ファクトリー・アメリカ」としても、何気に唯一のアルバムであったセルフタイトル作品が、オリジナル・アートワークを用いて初めてのストレート・リイシュー!

▼ これまで、アニマル・コレクティヴやビーチ・ハウスを送り出したことで知られる米<Carpark>レーベル傘下のポストパンク発掘部門<Acute>から、本作やクレプスキュール時代のEPを収録したコンピ形式での再発はありましたが、オリジナル・アルバムの単体リイシューは、1982年のリリース以来、これが初めて。

▼ ESGと共に、ファクトリーがサインした唯一のアメリカのグループで、その後の<デスコメ>のプロトタイプとしても極めて重要な役割を担ったアイク・ヤード。その最初で最後のフル・レングスとなるこの作品は、ポストパンクやノーウェイヴ的な雰囲気をわずかに残しながらも、テクノ・ミュージックの萌芽を感じさせる、大胆にドラムマシーンを導入したミニマルかつプログレッシヴなスタイルで、ニューヨーク・ダウンタウンのシーンに衝撃をもたらしました。

▼ 初期のキャバレー・ヴォルテールやスロッビング・グリッスル、或いはスーサイドあたりを引き合いに出して語られるサウンドは、テクノやダブステップ的な今様ダンス・ミュージック耳で聞いても、全くフレッシュ!DAF、ノイバウテンやカン、PILなどのファンにもオススメ!


【アイク・ヤード】

1979年にニューヨークで結成、初期のメンバーはスチュワート・アーガブライト、ケネス・コンプトン、マイケル・ディークマン、フレッド・シマンスキーの4人。スーサイドやリディア・ランチともステージを共にするなど、ダウンタウンのノーウェイヴ・シーンで頭角を現し、そのプロップスがヨーロッパにも飛び火、1981年にベルギーのクレプスキュールに5曲入りEP『Night After Night』を、翌82年ファクトリー・アメリカにセルフタイトル、あるいは『A Second A Fact』として知られる唯一のフル・アルバムを残す。83年に解散。スチュアートとマイケルはその後デス・コメット・クルーとして活動。2010年にスチュアート、ケネス、マイケルの3人でアイク・ヤードをリユニオン、アルバム『Nord』を発表。現在は2013年の再結成第二弾アルバムのリリースに向け鋭意レコーディング中。バンド名の由来はアンソニー・バージェス『時計じかけのオレンジ』から。





2012-10-19

Sommet全曲試聴いただけます





フランスのシンセ・デュオ<Sommet>
ただいま全曲試聴いただけます!

クラウトロックやミニマル・ミュージックからの
影響をコトコト煮込んでフレンチ仕立てにした、
いい塩梅の出音です。

タイガースシとかセバスチャン・テリエとかみたいな
雰囲気。

是非、聞いてみて下さい!





アルバムも宜しくお願いします!






2012-10-11

CROSSOVER: Gloom




インターナショナル・ディージェイ・ジゴロからのリリース
で一世を風靡した、フィッシャースプーナーと並ぶNYCの
エレクトロクラッシュ・アイコン=クロスオーバーによる
驚きの新作が到着。

ホラーでゴシックな今様ムードをたっぷりと吸い込んだ不機嫌
なシンセ・サウンドを、ビザールなオリジナル・レシピを用いて
路地裏のエレクトロ・モードへと再構築!

またも突き抜けた、極北の傑作!















クロスオーバー/グルーム
CROSSOVER: Gloom (Desire Records)
CLTCD-2017 | 2012年11月17日発売予定 | 税込2,415円

TRACKLISTING
1. Wraith In The Woodz
2. Luv Sick Vampires
3. How Covld I
4. Mother Ov God
5. Bvrning
6. Mvrderous Glare
7. Yr A Ghost
8. Don't Tvrn Yr Back On Magic
9. Svmmer In Oslo
10. Fog Machine


▼ DJヘルのバックアップを全面に受け、フィッシャースプーナーに続いて2002年にインターナショナル・ディージェイ・ジゴロからデビューを果たした、ヴァネッサ&マークのふたりのニューヨーカーからなるエレクトロ男女デュオ、クロスオーバー。

▼ <In Flagranti>としてもおなじみの「コズミック・ロッカー」ことサシャがミックスを手掛け、後にCODEK文脈からも再評価された1st『Fantasmo』は、チックス・オン・スピードやピーチズのブレイクに先駆けた早すぎるエレクトロクラッシュギャルズ名盤として、フィッシャースプーナーやラリー・ティー的なファッショナブルなエレクトロクラッシュ文脈でも大いに注目を集めたが、同時に、そのエッジの立ったハードコアなプロダクションは、タイガースシやキティー・ヨー、アウトプット周辺のディープなエレクトロ・フリークスたちからもカルト的なプロップスを獲得するなど、ダンスフロアの内外で幅広く多方面からサポートされていた。

▼ あれから10年、通算4枚目のフル・アルバム作品となるこの『グルーム』は、Drexciyaや初期のADULT.あたりにも通じるデトロイト・エレクトロ、ビザールなダウンビート、ディスコパンク、ゴシック・ハウス、ベースやスクリューなどなど、現在進行形の様々なダンス・ミュージック・トレンドと適度な距離感を保ちながら、独自の審美眼に基づいた真に「クロスオーバー」なサウンドを目指した、ふたりの新たなるチャレンジが刻み込まれた入魂の一枚。

▼ ブ厚いシンセ・サウンドで音の隙間を埋めつくした、息の詰まるような典型的なエレクトロクラッシュ流れの佇まいを維持しながらも、M⑨「Svmmer In Oslo」やM②「Luv Sick Vampires」あたりは、ベース・ミュージックからの影響や、セーラムあたりにも通じるウィッチ・フレイヴァーのスパイスが、絶妙に機能。ボディーミュージック風のM①「Wraith in the Woodz」や硬質な辺境ハウスM④「Mother ov God」~パンキッシュなM⑧「Don't Tvrn Yr Back On Magic」~エレクトロなM⑩「Fog Machine」あたりまで、一貫してダークな質感を維持しながら、ベテランらしい奥の深さと振れ幅の広いアウトプットで、ダンスフロアとベッドルームのどちらでも機能しそうな、トータルなリスニング作品へと仕上げてくれました。

▼ 初期のブラックストロボやヴィタリックのノイジーなエレクトロ・サウンドを現行インディーのダークサイドに寄せてディープ・アンダーグラウンドへと潜り込ませたような、どうにもユニークなスタイルは、一度ハマると病みつきになりそう!

【クロスオーバー】

テキサス出身の「Dez」ことMark Ingramと、アダムスキー改めアダム・スカイのフィーチャリング・ボーカリストとしてもクレジットされるイタリア系の「Vee」ことVanessa Tostiのふたりからなる、ニューヨークのエレクトロ・デュオ。「チックス・オン・スピード・ミーツB 52’s」などと評され、ジゴロからフィッシャースプーナーに続いてデビュー、という流れもあり、当初はエレクトロクラッシュ文脈を中心に支持を集めた。自らのサウンドを「ダークビート」と称し、エレクトロ・ポップというよりも、一貫して陰鬱なアンダーグラウンド路線を堅持、ハードコアなサウンドはエレクトロクラッシュ以降も、ディスコパンク、初期エレクトロ・シーンで人気に。2002年『Fantasmo』、2006年『Cryptic And Dire Sallow Faced Hoods Blast Off Into Oblivion』と、ジゴロに2枚のアルバムを残す。2009年にイタリアのPunch Recordsからサード『Space Death』を発表、この作品から新たにTimothy Lang-Grannanが準メンバーとして加入、最新作『グルーム』でもアレンジやプロデュースなど全面的に彼がバックアップしている。