名門ワープからのリリースやトニー・アレン~ニコル・ウィリスとのコラボetcでおなじみのフィンランド人プロデューサー、ジミ・テナー待望のニュー・プロジェクトは、なんと北欧ジャズの伝説的ビッグバンド<UMO>とのコラボレーション・アルバムとなりました。
ドス黒く骨太かつゴージャスなビッグバンド・サウンド、ジミならではのビザールなモンド的センスやダンサブルなグルーヴ、スカンジナヴィアの凍てつくようなクールネスと内に秘めたホットなソウルのせめぎ合いの果てに生まれたスピリチュアルでミスティックなジャズ・グルーヴの奇跡。
未知との遭遇を求める音の冒険家たちのスピリットを大いに刺激すること間違いナシの問題作です。是非ご注目ください。
ジミ・テナー&UMO/ミステリューム・マグナム
JIMI TENOR & UMO: Mysterium Magnum
Herakles Records / ritmo calentito (RTMCD-1153)
1. Naulamatto
2. Blue Ural
3. Mysticum Minus
4. Kratera
5. I was There
6. Ghost Warrior
7. Koneen Sydän
8. Sähköinen Laji
9. Sekava Kela
10. Selvänäkijä
11. Kollaasi
12. Huumatun Pako
◆ 90年代にはイギリスの名門テクノ・レーベル、ワープ・レコードからも作品をリリースし世界的にその名が知られ、2000年代以降はフェラ・クティのドラマー、トニー・アレンやドイツのアフロ・バンド、カブカブとのジョイントでも作品をリリース、ここ最近は歌姫ニコル・ウィリスとのコラボetcでも知られるフィンランド人プロデューサー、ジミ・テナーによる待望のニュー・プロジェクトは、なんと北欧ジャズの伝説的ピアニスト、ヘイッキ・サルトマンが立ち上げたフィニッシュ・ジャズの最高峰ビッグバンド<UMO>とのコラボレーション。
◆ ジミはキティ・ヨーからの2002年作『Higher Planes』の一部楽曲でもUMOをフィーチャー、かねてから親交はあったが、アルバム一枚まるまるとなる全面的なコラボはこれが初めて。
◆ 全ての楽曲をジミ・テナーがコンポーズ、アレンジし、それをUMOが演奏している。ジミはロシアのアナログ・シンセサイザーRitm-2とテナー・サックス、フルートを演奏。
◆ チャールズ・ミンガスを思わせるドス黒く骨太かつゴージャスなビッグバンド・サウンドの中に、ジミならではのビザールなモンド的センスやダンサブルなグルーヴをほどよくまぶしつつ、UMOが北欧ジャズ特有の繊細なタッチ&フリーへと崩れゆく直前の絶妙なセンスで息をのむような美しい世界を描き上げることに成功!混沌としながらも音のキラメキがスパーク、その端々からヤバさがにじみ出まくり!
◆ スカンジナヴィアの凍てつくようなクールネスと内に秘めたホットなソウルのせめぎ合いの果てに生まれたスピリチュアルでミスティックなジャズ・グルーヴの奇跡!北欧ジャズ・ファンもジミのファンも必聴、未知との遭遇を求める音の冒険家たちのスピリットを大いに刺激すること間違いナシの問題作です。
【UMOとは】
ユーエムオー・ジャズ・オーケストラまたはウモ・ジャズ・オーケストラ。16人編成のビッグバンド。UMOは「ニュー・ミュージック・オーケストラ」を意味するフィンランド語Uuden Musiikin Orkesteriの頭文字。1975年にフィンランドのジャズ・シーンの中心人物だったヘイッキ・サルマンとエスコ・リンナヴァッリが立ち上げ。日本の北欧ジャズ愛好家のあいだでも人気のイーロ・コイヴィストイネンが演奏やアレンジで参加していた時期もあり。70年代末にディジー・ガレスピーと共演して以降国内外で知名度を高め、現在ではフィンランドを代表するジャズのプロジェクトとして世界的に知られている。
http://www.umo.fi/en/
http://www.heraklesrecords.com/