2017-06-15

NHYX: Atlas




天性のメロディ・センス、レイヴの高揚とドリーム・ポップ的な浮遊感、仏語詞ならではのウェットなムード、カイゴやチェインスモーカーズにも通じる柔らかなトロピカル・ハウスのグルーヴを掛け合わせたフレッシュなサウンドでクラブ/インディ/ベッドルームの垣根を越え支持を拡大している「フレンチタッチ3.0」の注目株NHYXが、オランダのEDM名門「Be Yourself」傘下の「Dirty Soul」によるフックアップでも話題となったシングル「Sway」に続いて、満を持してデビュー・アルバムをドロップ。















NHYX: Atlas
Pavillonn / ritmo calentito (RTMCD-1257)

1 Valse Suspendue
2 Fuji
3 Vénus
4 Nymphéa pt1
5 Sonate Mécanique
6 Amnésie
7 Nymphéa pt2
8 Atlas
9 Hespérides
10 Septième ciel


◆ 2015年秋に南仏トゥールーズのブティック・レーベル「Chill Masters」からリリースしたシングル「Machines」で急浮上を果たした新人フレンチ・アクト「NHYX」によるデビュー・アルバムがついに完成!


◆ NHYXは、「トロピカル&フレンチ」なニュー・スタイルを武器に、エレクトロ以降のフランスのアンダーグラウンドなエレクトロニック・シーンで大きな期待を集めている「フレンチタッチ3.0」の注目株。


◆ R&BマナーのM②「Fuji」、ディープでエモーショナルなハウス・サウンドの炸裂したM③「Venus」やM④「Nymphéa (part 1)」、透明感のあるアトモスフェリックなシンセが大バコ映えするM⑥「Amnésie」、映像が思い浮かぶようなドラマティックなアルバム・タイトル曲M⑧「Atlas」やM⑨「Hespérides」など、いずれも甲乙つけがたキラー曲のオンパレード。


◆ ディスクロージャー以降のディープハウス・リバイバルや近年のトロピカルハウスなEDM進化形サウンドとクラシック畑らしい生来のメロディ・センスがガッチリとかみ合って、フロア・モードでありながらもリスニング・フレンドリーな、独特の世界観が作り上げられています。


***


渋谷のタワーレコードさん看板展開いただいております。

☞ https://www.facebook.com/calentitomusic/photos/a.664906190245376.1073741831.111718112230856/1510143179055002/

『Mikiki』でご紹介いただきました。

☞ http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/14946







2017-06-14

VOIGT/465: Slights Still Unspoken (1978-1979)




「ディスヒート、クラウトロック、ザ・ホモセクシャルズと古き良き英国産DIYスピリットのサイケデリック・ミーティング」 ― ドミニク・レオン(Pitchfork)


オーストラリアの伝説的ポストパンク・バンド、ヴォイト/465の唯一作が未発表発掘&リマスターで復刻。


ストゥージズ、シド・バレット、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドやカンなどの影響を独自に消化した攻撃的かつアーティスティックなサウンドが炸裂した好盤です。


ニック・ケイヴ、デッド・カン・ダンスやゴー・ビトウィーンズらを輩出したオージー・シーンの奥深いルーツを知ることができる貴重な初CD化企画を、クラウトロックのアンダーグラウンドを掘り起こした好コンピ『Cologne Curiosities』の復刻で急浮上したスペインの新興レーベル「Mental Experience」がリリース。














ヴォイト/465/スライツ・スティル・アンスポークン(1978-1979)

VOIGT/465: Slights Still Unspoken (1978-1979)
Mental Experience / Guerssen / ritmo calentito


01. State*
02. A Secret West*
03. Voices A Drama
04. A Welcome Mystery
05. Red Lock On See Steal
06. Imprint
07. Many Risk
08. Is New Is
09. 4 Hours
10. P
11. F1
12. Winchsoul
13. And The Following Page*
14. So Long As One Knows*

*Bonus Tracks


● 1976年結成、78年にシングル・デビュー、79年初頭にアルバム『Slights Unspoken』をレコーディングするも直後に解散したシドニーの5人組ポストパンク・バンド、ヴォイト/465。


● ヴォイト/465は、攻撃的なパンク・サウンドにシンセや即興を取り入れたユニークなスタイルでイチ早く同地のシーンに「ポスト」の時代をもたらしたパイオニア。


● 本作は、その唯一のアルバム『Slights Unspoken』に、アルバム未収のデビュー・シングル2曲と、シングルのセッションで録音されるもお蔵入りとなっていた2曲の未発表音源を加えた再発盤(リマスター済)。


● ニック・ケイヴ、デッド・カン・ダンス、ゴー・ビトウィーンズやダーティー・スリーらを輩出したオージー・シーンの奥深いルーツを知ることができる貴重な初CD化企画です。


● メンバーによるセルフ・ライナーノーツの日本語対訳付。





 

2017-06-09

【余談】The Skatalites: Independence Ska and The Far East Sound - Original Ska Sounds From The Skatalites 1963 - 65




英ソウルジャズがスカタライツのスタジオ・ワン・クラシックスを集めたコンピレーションをリリース。


https://soundsoftheuniverse.com/sjr/product/independence-ska-and-the-far-east-sound_2


2016年のレコード・ストア・デイにリリースした7"シングル5枚組のボックス・セットに10曲を追加した拡大版です。


1. Guns Of Navarone
2. Christine Keeler
3. El Pussy Cat Ska
4. Dizzy Johnny and The Studio One Orchestra – Sudden Destruction
5. Roland Alphonso – Scambalena
6. The Wailers – Tell Them Lord
7. Don Drummond and The Skatalites – Russian Ska Fever
8. Roland Alphonso and The Skatalites – Independent Anniversary Ska (I Should Have Known Better)
9. Bongoman Byfield and The Skatalites – Marcus Garvey
10. Don Drummond and Roland Alphonso – Heaven and Earth
11. Bongoman Byfield and The Skatalites – Jack Ruby Is Bound To Die
12. Don Drummond and The Skatalites – Further East (aka Trolley Song)
13. Beardsman Ska
14. Don Drummond and The Skatalites – Surplus
15. Fidel Castro
16. Tommy McCook and The Skatalites – Suavito
17. Don Drummond and The Skatalites – Coolie Boy
18. Tommy McCook – Adam's Apple (Don't Bother Me No More)
19. Tommy McCook and The Skatalites – Full Dread
20. King Solomon


モンゴ・サンタマリア「El Pussy Cat」のカバー、ジョニー・ディジー・ムーアがソロでクレジットされたスタジオ・ワン唯一曲の「Sudden Destruction」、スタン・ゲッツ&ルイス・ボンファ「Sambalero」をリメイクした「Scambalena」などなど。








メンバーもたくさんいますし(ドン・ドラモンド、ローランド・アルフォンソ、トミー・マクック、レスター・スターリング、ジョニー’ディジー’ムーア、ジャッキー・ミットゥー、ジェローム’ジャー・ジェリー’ヘインズ、ロイド・ブレヴェット、ロイド・ニブス)、20曲も入っているので、彼らそれらの簡単な紹介だけでもブックレットは結構なボリュームに…で24ページ。日本仕様盤はその日本語対訳付です。


バンドは80年代に再結成して現在も現役で活動を続けています。フジロックとか、日本でもよくパフォーマンスしてますよね。もちろんすでに鬼籍に入られたメンバーも多数。あと何回、オリジナル・メンバー入りの編成で観られますでしょうか。


そんな彼らの、1963年から65年まで、意外と短かった最初の活動期間のあいだにレコーディングされた楽曲の中から、メンバーの単独名義なども交えながら、ベスト・オブ・ベストを厳選。





2017-06-08

KINK GONG: Tibetan Buddhism Trip




世界音楽名門サブライム・フリークエンシーズにも作品を残すフィールドレコーディングの大家ロラン・ジャノーによるキンクゴング名義での最新リリースは、チベット密教のミステリアスなマントラを実況録音した、世にも貴重なリアル・トランス音源集。


スリランカやカンボジア音楽の復刻で突如頭角を現したフランスの新興レーベル「アクフォン(Akphone)」より。















キンクゴング/チベタン・ブディズム・トリップ

KINK GONG: Tibetan Buddhism Trip
Akuphone


01 Tibetan Buddhism Trip, Part 1 (18:27)
02 Tibetan Buddhism Trip, Part 2 (20:01)


◆ 世界よろず音楽虎の穴「サブライム・フリークエンシーズ」やサン・ラーのリリースでおなじみの「アタヴィスティック」にも作品を残すベルリン在住のフィールドレコーディング収集家、ロラン・ジャノーによる「キンクゴング」名義での最新リリースが完成!


◆ 今回の向かう先はチベットと中国雲南!トランシーなゴングやベルの反復にのせたチベット密教のミステリアスなマントラの詠唱を実況録音した、世にも貴重なリアル・トランス音源集!


◆ ロランは長年、世界各地を旅しながら現地の民俗音楽のフィールドレコーディングをコツコツと収集、これまで160以上の録音を音盤化してきたフィールドレコーディングの大家。


◆ 本作『TIBETAN BUDDHISM TRIP』は、チベットやチベット族も多く暮らす中国内陸の桃源郷雲南で2006年から13年にかけて断続的に録音されたマテリアルを、ドイツでポスト・プロダクションを施し作品としてまとめあげたもの。


◆ スリランカやカンボジア音楽、日本の江利チエミなどの復刻で突如頭角を現したフランスの新興レーベル「アクフォン(Akphone)」からの最新リリース。







2017-06-04

Carmen Villain - Planetarium (Gigi Masin Remix)




カルメン・ヴィランがニュー・シングルをカット!
リミックスにジジ・マシン!!


2013年にプリンス・トーマスやセレナ・マニーシュのメンバーもプロデュースで参加したアルバム『Sleeper』でSmalltown Supersoundからデビューしたシンガー/ソングライターのカルメン・ヴィランが新曲を携えカムバック。


『Sleeper』でも聞くことができたスロウでスモーキーなサイケデリック・サウンドはそのままに、ジジ・マシンのマジック・タッチにより浮遊感と多幸感が増幅した、絶世の音世界を構築することに成功しております。


これはニュー・アルバムへの布石なのか。
☞ 9月16日に新作『Infinite Avenue』日本盤発売決定!ジジさんのリミックスもボーナス・トラックとして追加予定です。ご期待ください!











 

2017-06-02

CAMILLE: Ilo Lympia




国内外で多くの賞を受賞した2005年のダブル・プラチナム・アルバム『Le Fil』以降、スタジオ作をことごとくナショナル・チャートでヒットさせ、名実共に現代のフランスを代表する歌い手へと成長を遂げたパリのアーティスト、カミーユによる、オランピア劇場での2013年実況録音盤。


デビュー10年でついに辿り着いたマイルストーン。


17年にビコーズ・ミュージックから新作『Oui』をリリースし初のチャート1位を獲得、新たなフェイズへと突入した彼女のキャリアの第一ステージにおける集大成とも言えるライヴ盤です。


カミーユ/イロ・ランピア

CAMILLE: Ilo Lympia
(Because Musiic / Wordandsound)


1. Aujourd'hui
2. Le berger
3. L'étourderie
4. Ilo Veyou
5. She Was
6. Mars Is No Fun
7. Bubble Lady
8. Shower
9. Message
10. La France
11. Allez allez allez
12. Ta douleur
13. Janine
14. Paris
15. Cats and Dogs
16. Pâle septembre
17. Au port
18. My Man Is Married But Not to Me
19. Pleasure
20. Wet Boy
21. Le banquet
22. Mon premier Olympia








CAMILLE: Ilo Veyou




スタジオ作品としては2008年の『Music Hole』以来3年ぶり。


仏版グラミー「ヴィクトワール」受賞アーティスト、カミーユによる11年発売の通算第四作。


レコーディングは、森の中の小屋や教会、修道院などで行われた。


独特のナチュラルな音響とシンプルなアコースティック・アレンジが彼女の声と歌を際立たせた、またもセンセーションを巻き起こしフランスではナショナル・チャート最高第3位をマークした話題の一枚。


オリジナルは仏EMIから。新作『Oui』のフランス国内発売に伴い新作発売元のビコーズ・ミュージックが再発。


カミーユ/イロ・ヴィユー

CAMILLE: Ilo Veyou
(Because Musiic / Wordandsound)


1. Aujourd'hui
2. L'étourderie
3. Allez allez allez
4. Wet Boy
5. She Was
6. Mars Is No Fun
7. Le berger
8. Bubble Lady
9. Ilo Veyou
10. Que je t'aime
11. Message
12. La France
13. My Man Is Married But Not to Me
14. Pleasure
15. Le banquet
16. Tout dit







CAMILLE: Music Hole




前作『Le Fil』がヴィクトワール(仏版グラミー)を受賞、世界的にも高評価を得たパリのSSW、カミーユの第三作(オリジナル発売:08年)。


全ての楽曲を初めて英語で歌い新機軸を開拓。


ビョークやファイストを手掛けるアイスランドのプロデューサー、ヴァルギア・シガードソンがミックスで参加。


英国人マルチ奏者のジェイミー・カラム、映画『ぼくのバラ色の人生』のフィルム・スコアで知られるスヌーズことドミニク・ダルカン、ジョーン・アズ・ポリス・ウーマンやアントニー&ザ・ジョンソンズの作品でも演奏していたレイニー・オルテカほか、バックを支えるメンツも個性派ぞろい。


カミーユ/ミュージック・ホール

CAMILLE: Music Hole 
(Because Musiic / Wordandsound)


01. GOSPEL WITH NO LORD
02. CANARDS SAUVAGES
03. HOME IS WHERE IT HURTS
04. KFIR
05. THE MONK
06. CATS AND DOGS
07. MONEY NOTE
08. KATIE'S TEA
09. WINTER'S CHILD
10. WAVES
11. SANGES SWEET









CAMILLE: Live Au Trianon




05年発表のセカンド『Le Fil』で仏版グラミー「ヴィクトワール」を受賞、ポップ・フランセーズのライジングスターから世界が注目するインターナショナル・ミュージシャンの仲間入りを果たしたカミーユがトライした初めてのライヴ・アルバム(オリジナル発売:2006年)。


ミニマムなセットで、彼女の歌はスタジオ音源以上に素っ裸。


だからこそ、その地力が余計に際立って聞こえてくる。


アップテンポな曲では毎回のように手拍子がどこからともなく沸き起こり、彼女のひたむきなパフォーマンスをそっと後押しする。奇跡の一夜を追体験!


カミーユ/ライヴ・オー・トリアノン

CAMILLE: Live Au Trianon
(Because Music / Wordandsound)

01. SENZA
02. LA JEUNE FILLE AUX CHEVEUX BLANCS
03. ASSISE
04. JANINE 1
05. LE SAC DES FILLES
06. VOUS
07. BABY CARNI BIRD
08. POUR QUE L'AMOUR ME QUITTE
09. JANINE 2
10. AU PORT
11. LES EX
12. JANINE 3
13. PARIS
14. 1, 2, 3
15. RUE DE MÉNILMONTANT
16. PÂLE SEPTEMBRE
17. QUAND JE MARCHE
18. MON PETIT VIEUX
19. ELLE S'EN VA
20. TA DOULEUR
21. SENZA 2







CAMILLE/Le Fil




00年代フランス屈指のシンガー/ソングライター、カミーユのセカンド・アルバム(2005年発売)。


前作とはガラリと趣を異にした、ヴォイス・パーカッションを軸に組み立てられた前衛的な作品。


フランスの国内チャートでトップ5入りを果たし、ダブル・プラチナムのセールスをマーク、最も躍進した新人に贈られる「フランスのマーキュリー賞」とも言われるコンスタンタン賞を獲得。


2006年には、フランス版グラミー、ヴィクトワール賞を、「ベスト・ニュー・アクト」と「ベスト・ニュー・アルバム」の二部門でダブル受賞した。


シャルロット・ゲンズブール、ジャスティスやメトロノミーを擁するパリのビコーズ・ミュージックが彼女の新作『Oui』をリリースするのにあわせて、バック・カタログも全て再発売されることになりました。


『Le Fil』は、批評的な観点では彼女の最高到達点とも言える作品です。


カミーユ/ル・フィル

CAMILLE/Le Fil
(Because Music / Wordandsound)


1. LA JEUNE FILLE AUX CHEVEUX BLANCS
2. TA DOULEUR
3. ASSISE
4. JANINE 1
5. VOUS
6. BABY CARNI BIRD
7. POUR QUE L'AMOUR ME QUITTE
8. SENZA
9. JANINE 2
10. VERTIGE
11. AU PORT
12. JANINE 3
13. PÂLE SEPTEMBRE
14. LA RUE DE MÉNILMONTANT
15. QUAND JE MARCHE






CAMILLE/Le Sac des Filles




仏版グラミー「ヴィクトワール」受賞アーティスト、カミーユ。


2000年代のフランスが生んだ最もユニークなシンガー/ソングライターの記念すべきデビュー・アルバム(オリジナルはエールやキングス・オヴ・コンヴィニエンスを発掘したソース・レーベルから2002年に発売)が、名門ビコーズ・ミュージックから再発。


アンリ・サルヴァドール復活の立役者、ジャック・エラールがプロデュースを担当、セバスティアン・マルテルやマジック・マリックをはじめとしたフランス音楽シーン有数の名士たちがサポートした豪華な一枚です。


カミーユ/ル・サック・デ・フィーユ

CAMILLE: Le Sac des Filles
(Because Music / Wordandsound)

1. 1, 2, 3
2. Paris
3. La demeure d'un ciel
4. Les ex
5. Mon petit vieux
6. Ruby
7. Le sac des filles
8. Un homme déserté
9. Je ne suis pas ta chose
10. Elle s'en va
11. Là où je suis née