2015-06-01

PASCAL COMELADE: Psicotic Music' Hall




フランスが生んだアヴァンギャルド奇才パスカル・コムラードの2002年作『サイコティック・ミュージック・ホール』がライヴ音源をパッケージした二枚組デラックス仕様でビコーズ・ミュージックから復刻。無垢なメロディーに彩られた切なくホロ苦い脱力サウンドと時空を越えたノスタルジックなムードを満載。「トイポップ」の先駆者によるオールタイム・グッド・ミュージック炸裂の傑作です。


パスカル・コムラード/サイコティック・ミュージック・ホール

PASCAL COMELADE: Psicotic Music' Hall
Because Music / ritmo calentito (RTMCD-1151)


CD 1: Psicòtic Music´ Hall

1 The Blank Invasion Of Schizofonic Bikinis
2 To Be Dammit Ornette To Be
3 Bob Atchum Was A Mix-Chum
4 Sense El Resso Del Dring
5 El Zoot-Horn Rrotllo Enmascarado
6 A Hard Mortadelo's A-Gonna Filemon Fall
7 A Gracia, Territori Sonor
8 Lumpen-Harmony
9 Don't Touch My Blue Oyster Shoes
10 Contre Le Style
11 Un Train Direct Pour Charenton
12 Mieux Que Ses Seins, Ses Bas Se Tiennent
13 Gegene
14 A Figueres
15 Psicotic Music´ Hall

CD 2: Bel Canto Orquestra Live

1 L'Argot Du Bruit 5:49
2 The Great Ricardo Solfa 3:10
3 Le Fakir De la Chapelle 2:50
4 Born In Candolle 2:44
5 Sense El Resso Del Dring 4:43
6 Domisiladore 4:49
7 To Be Dammit Ornette To Be 3:56
8 Le Soir Du Grand Soir 3:46
9 L'Enterrament De Les Sardines 3:25
10 Gegene


◆ パスカル・コムラードは南フランス・モンペリエの出身で70年代の半ばから活動しているベテランの音楽家。80年代におもちゃのピアノをはじめとしたトイ楽器を多用したいわゆる「トイポップ」のスタイルを確立して以降、「現代のサティ」や「ロック界のニーノ・ロータ」などと評され世界中に多くの熱狂的なファンを持つ。


◆ カンのヤキ・リーベツァイトやロバート・ワイアット、デヴィッド・カニンガム、PJハーヴェイなど著名音楽家とのコラボレーションも多数、ベル・カント・オーケストラとしても活動し、これまでに30枚に及ぶオリジナル・アルバムを制作。


◆ 『サイコティック・ミュージック・ホール』はバルセロナの伝説的なキャバレー「ラ・ボデガ・ボヘミア」へのトリビュート作で、もとは2002年にEMI系列のDelabelからリリースされていたもの。長く廃盤状態が続いていたが、ジャスティスやメトロノミーのリリースで知られるフランスの名門ビコーズ・ミュージックが、ベル・カント・オーケストラ名義での2009年のライヴ音源をパッケージしたデラックス仕様で復刻。


◆ 人懐っこい印象的なメロディーの中にどこかヒネリのきいた、この人ならではのトリックをしのばせたユニークなサウンドを満載。アヴァンギャルド、アウトジャズ、ニューエイジ、プログレッシヴ・ロック、サウンド・アート、エレクトロニカ、モンド/ライブラリー好きからポップス・ファンまで幅広くオススメ。