2019-07-30

シェイクスピアズ・シスターがUKチャートに




シェイクスピアズ・シスター『Singles Party』がUKチャートの14位に。四半世紀ぶりのチャート・インです。


シェイクスピアズ・シスターは、元バナナラマのシボーン・ファーイが80年代末、バナナラマ脱退後にアメリカ人シンガーのマーセラ・デトロイトと共に結成した新ユニットです。


シングル「Stay」は92年に8週連続で全英チャート1位。


ところがまさに絶頂のさなかの93年にマーセラが脱退してデュオでの活動は突然フィニッシュ。その後はシボーンのソロ・ユニットに…。


シボーンは2年前、バナナラマの再結成に参加。それに触発されたのでしょうか、今度はシェイクスピアズ・シスターをデュオで再始動。イギリスではこの冬にツアーもあるそうです。


『Singles Party』は、過去のシングル全曲のリマスターと新曲2曲からなる、リユニオンを祝したニュー・リリースになります。


復活シングル「All The Queen’s Horses」はニック・ケイヴの盟友として名高いニック・ローネイがプロデュース&バッド・シーズのメンバーもゲスト参加。








2019-07-29

【リリース情報】 GOLDIE: Saturnz Return




ドラムンベースのパイオニア=ゴールディーが1998年にリリースした『Saturnz Return』が21周年を記念して全曲リマスター&ボーナス・ディスク付きの3枚組スペシャル・バージョンで再発に!


デヴィッド・ボウイ、ノエル・ギャラガーやKRSワンがゲスト参加。


ドラムンベースのさらにその先へ。ゴールディーの途方もないクリエイティヴが爆発した、いまなお衝撃的な金字塔的作品。


ゴールディー/サターンズ・リターン

GOLDIE: Saturnz Return
London Records / Because Music

CD1: 1. Mother (2019 Remaster) / 2. Truth (2019 Remaster) / 3. The Dream Within (2019 Remaster)

CD2: 1. Temper Temper (2019 Remaster) / 2. Digital (2019 Remaster) / 3. I'll Be There For You (2019 Remaster) / 4. Believe (2019 Remaster) / 5. Dragonfly (2019 Remaster) / 6. Chico - Death Of A Rockstar (2019 Remaster) / 7. Letter Of Fate (2019 Remaster) / 8. Fury - The Origin (2019 Remaster) / 9. Crystal Clear (2019 Remaster) / 10. Demonz (2019 Remaster)

CD3: 1. Demonz [Gremlinz & Jesta Remix] / 2. Crystal Clear [HLZ Remix] / 3. Demonz [Martyn's Full Circle Mix] / 4. Crystal Clear [DjRUM Remix] / 5. Dragonfly [Dengue Dengue Dengue Remix] / 6. Mother [Strings] 7. Dragonfly [Instrumental] / 8. What You Won’t Do For Love [Instrumental] / 9. Believe [Grooverider Remix] (2019 Remaster) / 10. Digital [Boymerang Remix] (2019 Remaster) / 11. Temper Temper [Optical Mix] (2019 Remaster) / 12. Believe [MJ Cole Dub Remix](2019 Remaster) / 13. Digital [DJ Muggs Remix] (2019 Remaster) / 14. What You Won't Do For Love [Belief System Mix] (2019 Remaster) / 15. Believe [VIP Remix](2019 Remaster) / 16. Temper Temper [VIP Remix](2019 Remaster)

【訂正】 CD3: 1. Demonz (Gremlinz & Jesta Remix)  2. Crystal Clear (HLZ Remix)  3. Demonz (Martyn's Full Circle Mix)  4. Crystal Clear (DjRUM Remix)  5. Dragonfly (Dengue Dengue Dengue Remix)  6. Mother (Strings)  7. What You Won’t Do For Love (Instrumental)  8. Believe (Grooverider Remix)  9. Digital (Boymerang Remix)  10. Temper Temper (Optical Mix) 

※ ディスク3の曲目が変更となりました。申し訳ございません。

2019-07-27

【リリース情報】 Digital Kabar : Electronic Maloya From La Reunion Since 1980




チュニジアの新人ディーナ・アブデルワヘードを発掘して新たなフェイズに突入した感のあるフランスの老舗クラブ系レーベル「Infine」から、レユニオンの伝統音楽マロヤを電化したユニークなコンピレーションがリリースに。


ティ・フォック、サレム、ジャコ・マロンやラベルなど、オリジナル世代のエディットやリミックスも現行アクトによるエレクトロ・マロヤも幅広く網羅。


インド洋のトラディショナル・スタイルを現在進行形のエレクトロニックな「いまの音」として切り出したフレッシュな新機軸作!


デジタル・カバール ― レユニオンのエレクトロニック・マロヤ

V.A.: Digital Kabar - Electronic Maloya From La Reunion Since 1980
InFine (RTMCD-1405)

1. Patrick Manent - Kabare Ater (Jako Maron Remix)
2. Boogzbrown - Timbila
3. Loya - Malbar Dance
4. Jako Maron - Batbate Maloya
5. Sheitan Brothers - Gardien Volcan
6. Ti Fock - Kom Le Long (Do Moon's Edit)
7. Boogzbrown & Cubenx - Butcha
8. Force Indigene & Jako Maron - Mazigador
9. Agnesca - Bilimbi
10. Zong - Mahavel (South Africa Dub Studio)
11. Labelle - Block Maloya
12. Psychorigid - 303 Militan
13. Salem Tradition - Kabare (Alma Negra Rework)
14. J-ZeuS - Koloni
15. Kwalud - Angel Choirs

2019-07-26

Todh Teri Deep In India 5




インドの現行エレクトロニック・アクトを集めた独ゲット・フィジカル・レーベルのコンピ『India Gets Physical』の監修を手掛けたTodh Teriのエディット集の最新弾。


http://www.wordandsound.net/article/116411







2019-07-25

【リリース情報】 Gareth Quinn Redmond - Laistigh Den Ghleo




廣瀬豊『Nova』の再発でまたも多くのファンを唸らせたスイスのWRWTFWWレーベルから、アイルランドのアンビエント・プロデューサー、ガレス・クイン・レッドモンドの新録アルバムがリリースに。


現行アンビエント的な視点から往年のサウンドスケープ/環境音楽にアプローチ、そのモダン・アップデートにトライした意欲作!


Gareth Quinn Redmond - Laistigh Den Ghleo
WRWTFWW Records (RTMCD-1400)

1. An Gleo
2. Laistigh den Ghleo
3. Titim na hOiche
4. Athru
5. An Gairdin Uirbeach
6. Luaineach

2019-07-24

【リリース情報】 Public Possession Chill Pill




ドイツの新進エレクトロニック・レーベル「パブリック・ポセッション」による次世代チルアウト/イージー・リスニングのご提案。


AKSK(アダ・カレ&スザンヌ・クラフト)、トルネード・ウォレス、モザイカ、スイ・チェン、ベル・タワーズ、アンドラスやブリオンらが珠玉のエクスクルーシヴを提供。


アンビエント、エレクトロニカ、環境音楽、ジャズやベッドルーム・ポップの隙間にひたすらヌルくて心地よいリラクゼーション・サウンドを垂れ流し!


V.A.: Public Possession Chill Pill
Public Possession / Wordandsound (RTMCD-1401)

1) RIP Swirl / Spring Break
2)Tornado Wallace / Mermaid Beach
3) AKSK / Special Times and Places
4) Mozaika / Aloha
5) DJ Cat / Story 3 (Long Version)
6) Sui Zhen / Diane
7) Obalski / Britney
8) Fazer / Khanda
9) Nice Girl / Sugar
10) P.O.P. / Eivissa
11) Aksel & Aino / Brian By The Sea
12) Bell Towers / See You At Sandy’s
13) Andras / Celestine
14) Bullion / Heartrunner

2019-07-23

映画『トム・オブ・フィンランド』




ゲイ・アートのパイオニアで、いまやフィンランドを代表する芸術家のひとりでもある(切手にもなってます)トム・オブ・フィンランドの伝記映画がついに日本でも上映に。


http://www.magichour.co.jp/tomoffinland/


DJヘルが久々にアルバムを出す、先行シングルのビデオはトム・オブ・フィンランドとのコラボ、というインフォが2016年の冬に出て、その少し後に映画が現地で公開となり、ヘルのアルバムも出て…


日本での映画公開、心待ちにしておりましたよ。


8月アタマから順次。


 

2019-07-20

【VIDEO】Null + Void: Foreverness




ヌル+ヴォイドのアルバム『Cryosleep(冷凍冬眠)』から新しいビデオが届きました。


2000年代にはキャプテンカート(Kap10Kurt)としてエレクトロ・シーンで活躍していたプロデューサーの新プロジェクト。


モービーのフィーチャリング・シンガーのひとりで、近年のデペッシュ・モードの共同プロデューサーでもある人物。


『Cryosleep』は、デペッシュ・モード直結のダークなニューウェイヴ・センス、不穏なデトロイト・エレクトロ、無機質な中にもどこか温もりのある表情豊かなプロダクションとポップスとしての高い完成度が見事なバランスで釣り合った強力盤です。


ぜひ引き続きご注目ください。
 

2019-07-19

Molecule & Vanessa Wagner jouent Claude Debussy




先日ソロ・ピアノでムーンドッグらをカバーというアルバム『INLAND』をリリースしましたフランスのピアニスト、ヴァネッサ・ワーグナーさんが同郷のテクノ・プロデューサーのモールキュールさんとライヴでコラボ。


モールキュール氏は荒れ狂う冬の北大西洋に船をチャーターして繰り出してフィールド録音しながらアルバムを作ってしまったとい変わり者。そのアルバム『60° 43’』が評判よかったのか、次のアルバムでは犬ぞりでグリーンランドの内陸のほうまではるばる繰り出してイヌイットの村でレコーディングしてました。




2019-07-18

2019-07-16

エル・ブオとバリオ・リンド上半期ベストに




エル・ブオバリオ・リンド、橋本徹さんの上半期ベストにピックアップいただいておりました。


(2)El Buho『Camino De Flores』
(47)Barrio Lindo『Fulgor』


ありがとうございます ~


http://th-suburbia.jugem.jp/


2019-07-12

【VIDEO】 Jay-Jay Johanson feat. Jeanne Added "FEVER"




ジェイ・ジェイ・ヨハンソン新作『Kings Cross』から、フランス人シンガーのジャンヌ・アデッドをフィーチャーした「Fever」のビデオがとどきました。

 

2019-07-11

Deena Abdelwahedの新しいミックス




Deena Abdelwahed(ディーナ・アブデルワヘード)の新しいミックスが『Resident Advisor』に。


https://jp.residentadvisor.net/podcast-episode.aspx?id=684


来週末Sonar出演なんですね。


昨年のデビュー・アルバム『Khonnar』も、来日のおかげもありましてジワリいい具合に広まりつつあるかと…引き続きよろしくお願い致します。

 

2019-07-10

キング・コヤのインタビュー(日本語でも)




キング・コヤのインタビューとミックス!


http://openportclub.com/mixseries/kingcoya/


日本語でもお読みいただけます。ぜひリンク先をご一読いただけましたらと。


10年ぶりのアルバム『Tierra De King Coya』も引き続きよろしくお願い致します。

 

2019-07-09

バンドキャンプのフィーチャーにジェイコブ・マフレニ




「レコードがまわる。由緒正しい歴史の音色が恍惚の未来へと変わる。これぞアフロ・フューチャリスティックなダンス・ミュージック」


ジンバブエの親指ピアノと仏エレクトロの合体プロジェクト「ジェイコブ・マフレニ&ゲイリー・グリットネス」がバンドキャンプのフィーチャー「Hidden Gems」に。


https://daily.bandcamp.com/2019/07/08/hidden-gems-jacob-mafuleni-gary-gritness-batanidzo/


ぜひこの機会にいま一度、彼らの唯一のフル・アルバム『Batanidzo』ご注目いただけましたら幸いでございます。


昨年『ミュージック・マガジン』誌やNHK FM『エキゾチック・クルーズ』でも年間ベストにピックいただいておりました。

 

2019-07-08

Vaughan Mason And Butch Dayo - Feel My Love




イジャット・ボーイズやノリさんもピック。サルソウルから1983年に出たロウライダー・ファンク・クラシックスが新進再発レーベル「Be With Records」から重量盤でヴァイナル・リイシュー。何度かCD化もされてますがオリジナルのレコードはいまだになかなかの高嶺の花。改めて聞いてみると昨今の80年代ブギー的な流れに実によくフィットしております。


Vaughan Mason And Butch Dayo - Feel My Love
Be With Records

A1 : Oh, Love
A2 : Rollalong Songs
A3 : Feel My Love
B1 : Party On The Corner
B2 : You Can Do It


https://www.bewithrecords.com/products/vaughan-mason-and-butch-dayo-feel-my-love-lp#product






2019-07-07

【リリース情報】 Marcia Griffiths: Sweet And Nice




KPMのライブラリーものやジャズ、ソウル、AORなどジャンルレスに良質なリイシューを連発してここ数年で急浮上した注目の新興レーベル「Be With Records」がマーシャ・グリフィスのレゲエ・クラシックス『Sweet And Nice』を再発。


アイ・スリーズの一員としてボブ・マーリーのバックも支えたシンガーが、1974年に名士ロイド・チャーマーズと手を組みレコーディングしたアルバム。


70年代ルーツ・レゲエの女性ボーカルものの中ではフィリス・ディロンの『One Life To Live』あたりと並ぶ人気の一枚。


カーティス・メイフィールドやロバータ・フラック、ヴァン・マッコイなどお決まりのソウルのカバーもいい感じです。


本家マンハッタンズをもしのぐ「There Is No Me Without You」のメロウネスにも悶絶です。『フリーソウル』コンピ収録の「When Will I See You Again」も!


140グラム。2枚組。ボーナス・トラック14曲追加収録。


ヴァイナルのみのリリースになります。


Marcia Griffiths: Sweet And Nice
Be With Records

Track List:

A1 : Here I Am Baby (Come And Take Me)
A2 : Everything I Own
A3 : Green Grasshopper
A4 : Play Me
A5 : Children At Play

B1 : Sweet Bitter Love
B2 : Gypsy Man
B3 : There’s No Me Without You
B4 : The First Time Ever I Saw Your Face
B5 : I Just Don’t Want To Be Lonely

C1 : Mark My Word
C2 : The First Cut Is The Deepest
C3 : Melody Life
C4 : Work And Slave
C5 : Working To The Top (My Ambition) (Part 1)
C6 : Don’t Let Me Down
C7 : Band Of Gold

D1 : Put A Little Love In Your Heart
D2 : I See You, My Love
D3 : It’s Too Late
D4 : Baby If You Don’t Love Me
D5 : Love Walked In
D6 : When Will I See You Again
D7 : Play Me (Part 2)


Please Note :
Some track titles on side A and side B differ slightly from what they are called on the sleeve. The labels use the above “correct” titles. This is how the record was originally presented so we have just replicated it.




2019-07-05

ROTLA - Trasmissioni




Running Back傘下の疑似ライブラリー・レーベル「Edizioni Mondo」からの新しいアルバム・リリースはRaiders Of The Lost ARPことROTLA。


同レーベルを主宰するL.U.C.A.ことFrancesco De Bellisと共に長くローマのシーンを盛り上げてきたイタリアの大ベテラン。


9月にアルバムが出るQuiroga(キローガ)のレーベル「Really Swing」からもリリースある方ですね。


https://runningbackrecords.bandcamp.com/album/trasmissioni

2019-07-04

【余談】 MNDSGN - Snaxx




ストーンズ・スロウの若頭マインドデザインの新しいビート集『Snaxx』。去年リリースの『Snax』とはまた別モノです。彼にとってビート集はスナック菓子みたいなものだとか。ちゃんとしたごはんとごはんの間のつなぎ。つまり新作も近いということでしょうか。でも小腹を満たす以上の満足感あります。


https://www.stonesthrow.com/news/2019/06/mndsgn-snaxx
https://mndsgn.bandcamp.com/album/snaxx





2019-07-02

Trentemøller: In The Garden




デンマークのプロデューサー、トレントモラーによる新曲&ビデオ。


ミックス『Harbour Boat Trips Vol. 02』に続きまして、今年の秋には新作も。引き続きご注目ください!

 

2019-07-01

【リリース情報】 V.A.: Radio Verde (Compiled by Americo Brito & Arp Frique)




セネガル沖の大西洋に浮かぶアフリカの島国カーボベルデのレアな80年代ディスコ&ファンクをディグった驚きのコンピが名門ラッシュアワー傘下の新興レーベル:カラフル・ワールドからリリースに。


大陸とはまた違った島国ならではのエクレクティックなムードが刻み込まれた悶絶のアイランド・ブギーを満載した好盤!


V.A./レディオ・ヴェルデ(コンパイルド・バイ・アメリコ・ブリトー&アープ・フリーク)

V.A.: Radio Verde (Compiled by Americo Brito & Arp Frique)
Colorful World / Rushhour Distribution

01 Cabo Verde Band "Bo Terra Cabo Verde"
02 Americo Brito & Djarama "Rapaz Novo E Malandro"
03 Cabo Verde Show "Terra Longe"
04 Elisio Vieira "Tchon Di Somada"
05 Vlu "Rua D'Lisboa"
06 Galaxia 2000 "Coracao Dum Criola"
07 Mendes & Mendes "Mitamiyo"
08 Danny Carvalho "Roncanbai"
09 Mendes & Mendes "Walkman"
10 Jose Casimiro "La Mamai Ta Bem"
11 Elisio Vieira "Bem Di Fora"
12 Zeca & Zeze Di Nha Reinalda "Mocinhos"