2016-09-19

JIMI TENOR: Saxentric




ジミ・テナー・ファンの皆さまお待たせしました!


10年代に入ってからアフロビートやスピリチュアル・ジャズへの接近で独自のコズミック・スタイルを追求してきたフィンランドの奇才が、トニー・アレンをはじめとした歴戦の猛者たちを従え04年以来となる超久々の単独作をドロップ!


いかにもこの人らしいモンドなアナログ・シンセの装飾をところどころにまぶしながら、トロトロに煮詰めた濃厚なアフロ/スピリチュアルのエッセンスをこれでもかとばかりにスパークさせた、キャリアの集大成となる渾身の一枚です。















ジミ・テナー/サクセントリック

JIMI TENOR: Saxentric
Herakles Records

1. Cap De Creus
2. Full House
3. My Baby Is Coming
4. Vortex
5. Ursa Major
6. Baby Pharaoh
7. Four Corners Of The Earth
8. Meridian Of Peace
9. Kivinokka
10. Magick Of Choice
11. Peaceful Maelstrom
12. Polygonal


◆ 90年代後半から2000年代初頭にかけてUKの名門ワープ・レーベルに3枚のヒット作を残し、フィンランドを代表するエレクトロニック・プロデューサーとして世界的に高い人気を誇るジミ・テナー。


◆ 00年代半ばごろからはベルリンのアフロビート・バンド「カブカブ」とのジョイントで好事家たちを熱狂させ、10年代に入ると奥方ニコル・ウィリスとの「Cola & Jimmu」で初期ハウスへのオマージュを込めたダンス・ミュージックで新機軸を開拓、昨年はフィンランド・ジャズ最高峰バンド<UMO>との共作でジャズ・マニアを爆死させた北欧屈指の天才アーティストが、トニー・アレンら多くのゲストをフィーチャーして何と2004年の『Beyond The Stars』以来となる単独名義でのアルバムを完成させた!


◆ 淡色のパヤヤ・コーラスと浮遊感あるシンセに導かれた冒頭の桃源郷キラー①「Cap De Creus」で秒速ノックアウト必至!灼熱のホーンと粘着質なアナログ・シンセがフロアを炎上させる漆黒のアフロビート②「Full House」、初期ニコラ・コンテにケニー・ドーハム『アフロ・キューバン』のソウルを注入したかのごとき強力なボッサ・ファンクの④「Vortex」、ファラオ・サンダース直系のスピリチュアル⑤「Ursa Major」~⑦「Four Corners Of The Earth」~⑨「Kivinokka 」、ウォルター・ワンダレイ的なラウンジ・ムードにとぼけた電子音を溶け込ませた、いかにもこの人らしいモンド曲の⑧「Meridian Of Peace」などなど、振れ幅広く奥深く、誰も真似できないジミ・テナーの世界観が炸裂した気合の一枚!


◆ 来年は彼の名声を決定づけたワープ初作『Intervision』から20年!まだまだ進化と深化を続ける奔放な音の旅人の現在進行形の姿に、是非ご注目ください!


◆ 参加ミュージシャン:Helgi Svavar Helgason、Ilkka Mattila、Tony Allen、Daniel Allen Oberto、Abdissa ‘Mamba’ Assefa (Itetune)、Akinola Famson、Mongo Aaltonen、Allonymous、Tero Lindberg、Kalle Kalima、Patrick Frankowski、Hilary Jeffery、Ekow Alabi Savage。