2026-04-16

【リリース情報】 DOUBLESPEAK: DoubleSpeak

 


デペッシュ・モード/ヤズー/イレイジャーのヴィンス・クラークとブラマンジェのニール・アーサー、ブラマンジェのアルバムにもプロデューサーとして参加していたコーンウォールの奇才ベンジの3人からなる新プロジェクト「ダブルスピーク」のアルバムがロンドン・レコードから登場。


ダブルスピーク/ダブルスピーク

DOUBLESPEAK: DoubleSpeak
London Records

1 Back to Nature (originally by Fad Gadget)
2 Brand New Life (originally by Young Marble Giants)
3 The Visitors (originally by ABBA)
4 I Can’t Escape Myself (originally by The Sound)
5 Goodbye to Love (originally by Carpenters)
6 Rock On (originally by David Essex)
7 Smoke and Mirrors (originally by The Magnetic Fields)
8 Day Breaks, Night Heals (originally by Thomas Leer, Robert Rental)
9 Gentle on My Mind (originally by John Hartford)
10 Richard! (originally by Ed Dowie)
11 End Credits (originally by Laptop)





ヴィンス・クラークはデペッシュ・モードのオリジナル・メンバーのひとりで、1985年以降はエレクトロポップ・バンド、イレイジャーの中心メンバーとして長く活動、ほかにも、アリソン・モイエとのヤズーやマーティン・ゴアとのVCMG、マーティン・ウェアとのクラーク&ウェア・エクスペリメントほか、数多くのコラボレーションをおこない人気を博してきたミュージシャン/ソングライター。


ニール・アーサーはモービーやハニー・ディジョンをはじめ90年代以降のダンス系プロデューサーにも大きな影響を与えた80年代シンセポップのカルト・ユニット、ブラマンジェのボーカリスト/プロデューサー。ブラマンジェは2011年に再始動し現在に至るまでコンスタントに活動を続けている(オリジナル・メンバーのもうひとり、スティーヴン・ラスコムは再結成にも参加したが健康上の理由ですぐにバンドを離脱、その後2025年に他界した)。


ベンジ(ベンジャミン・デイヴィッド・エドワーズ)はエイフェックス・ツインやオウテカを生んだ英国エレクトロニカの聖地コーンウォール出身の電子音楽プロデューサー。1995年アルバム・デビュー。2011年、ウルトラヴォックスのジョン・フォックスとのコラボ・プロジェクト「John Foxx & The Maths」をスタート。2010年代なかばからニール・アーサーとデュオ・ユニット「Fader」を組み活動。近年はスティーヴン・ラスコムにかわりブラマンジェにもキーボードで参加している。


楽曲は全てカバーで、ポストパンクの地下世界から光のもとへと引き上げられたもの(ファド・ガジェット、ザ・サウンド、ヤング・マーブル・ジャイアンツ)、ラジオを席巻したポップスのクラシックスをクラブの暗い階段へと再び導き入れたもの(アバ、デヴィッド・エセックス、カーペンターズ)、知る人ぞ知る名曲(ジョン・ハートフォード)から1990年代以降の意外な楽曲群(ザ・マグネティック・フィールズ、エド・ダウィー、ラップトップ=ジェシー・ハートマン)まで、興味深いセレクションが並ぶ。


ニューウェイヴとシンセポップの生き証人、現行エレクトロニックの達人、その音楽的探求の軌跡を影のように映し出す「もうひとつの自伝」とも言える稀有な作品。ヴィンス・クラークやブラマンジェのファンのみならずシンセ~ダークウェイヴ好き全般にオススメしたい好作!