ジョニー・キャッシュmeetsチャーリー・フェザーズinパリ!
ロカビリーやブルース&カントリーを ムシャムシャ食い散らかし
ながらグルーヴィーでソウルフルなオリジナル・ミクスチャー・サウンドを
披露するパリのシンガー/ソングライター、ドン・カヴァリによるグレートな
新作『テンパラメンタル』が仏ビコーズ・ミュージックから登場!
DON CAVALLI: Temperamental
Because Music (BEC5161321)
1. Temperamental
2. Garden Of Love
3. Me And My Baby
4. Santa Rita
5. Gonna Love You
6. The Greatest
7. Voice Of The Voiceless
8. Feel Not Welcome
9. Zundapp
10. Birthday Suit
11. Say Little Girl
12. Row My Boat
◆ 2007年のデビュー・アルバム『Cryland』が、「ジョニー・キャッシュ meets チャーリー・フェザーズ in パリ」或いは「デルタ・ブルースのスピリットをパリのフリーマーケットで独自にアウトプット」などと評され一部の好事家たちのあいだで注目を集めたフランス人シンガー/ソングライターのドン・カヴァリによる待望の第二作『テンパラメンタル』が完成しました。
◆ タイトル曲の「Temperamental」(M①)や、控え目ながらもロックンロールなピアノがイイ味出してる「Garden Of Love」(M②)を筆頭に、ロカビリーやザディコ、サーフ、ブルース&カントリーなど、アメリカーナなルーツ音楽をパリのアウトサイダー的フィルターを通してミクスチャー、今様グルーヴィー・サウンドにのせて奏で、歌うユニークなスタイルは今回も健在です。
◆ 「Gonna Love You」(M⑤)や「Voice Of The Voiceless」(M⑦)、「Feel Not Welcome」(M⑧)あたりの、ローファイでヴィンテージな肌触りを大事にしながら、時に初期のベックやGラヴ、或いはショーン・リーあたりにも通じるルーツとループの絶妙なコンビネーションも、聞き込むほどにクセになること間違いナシ。
◆ 昨今のアラバマ・シェイクスやブラック・キーズあたりとはまた趣を異にする感じですが、ルーツ・ミュージックへの愛とリスペクトをキープしながら、オリジナルな視点からその更新を試みたユニークなサウンドは、2013年のいま聞いても全くフレッシュ。
◆ 本作をリリースするパリのレーベル、ビコーズ・ミュージックは、メトロノミーやジャンゴ・ジャンゴのようなクセのあるイギリスのインディー・ロックのグループを独自に発掘してきてフランス発信で世界的なアクトへと育て上げたことで、近年、大変に大きな注目を集めているインディー・レーベルです。他にも、セラ・スー、ソコ、シャルロット・ゲンズブール、コナン・モカシン、パスカル・コムラード、アマドゥ&マリアム、マヌ・チャオ、エド・バンガー一派など、このレーベルに集う個性派たちは、枚挙にいとまがありません。そんな一角に名を連ねるドン・カヴァリも、要チェックです!