2013-05-15

【リリース情報】 Brazuca! - Samba Rock and Brazilian Groove from the Golden Years (1966-1978)




グルーヴィーなブラジル産サンバ・ロックのレア音源を集めた貴重な編集盤が、ビルド・アン・アークや数々のジャズ系再発で知られるオランダの<キンドレッド・スピリッツ>レーベルから登場!


トリオ・モコトーやトン・ゼ-、マックス・ヂ・カストロなどともステージを共にするサンパウロ在住のDJパウラォンのセレクトによる、


ジョルジ・ベンをきっかけとして広まった、「ボサノヴァ以降」の一大ムーヴメントである黒いブラジリアン・グルーヴのキラー曲をまとめあげた、これからの季節に重宝しそうなフロア受け抜群のナイス・コンピ!


ブラズーカ! - サンバ・ロックとブラジリアン・グルーヴの黄金時代(1966-1978)

V.A.: Brazuca! - Samba Rock and Brazilian Groove from the Golden Years (1966-1978)
Kindred Spirits (RTMCD-1056)


1 Marisa Rossi - Quem Vem La
2 Arnaud Rodriguez - Turma Do Pole
3 Elza Soares - Saltei De Banda
4 Noriel Vilela - 16 Toneladas
5 Toni Tornado - Sou Negro
6 Golden Boys - Segura Na Cintura
7 Bebeto - Mister Brown
8 Di Melo - Pernalonga
9 Vera Lucia - Quem Mandou
10 Silvio Cesar - Beco Sam Saida
11 Evinha - Esperar Pra Ver
12 Giovana - Tatarue






◆ 1960年代に世界を席巻したボサノヴァのムーヴメントのあと、60年代末から70年代後半にかけて、ブラジル国内で幅広い人気を博したのが、ドメスティックなブラジル音楽のリズムを基盤としつつも、アフロ色を強めながら、ファンキーでコシの強いファンクやロックの様式を取り入れた、重量感溢れるアーシーなミクスチャー・サウンドの数々でした。


◆ 1990年代の中ごろ、世界的なレアグルーヴ・ムーヴメントの流行を背景に、ブラジルのDJたちは、米国に渡りジャズのシーンを中心に活躍したブラジリアン・フュージョンのアーティストたちと共に、チン・マイアやジェルソン・キング・コンボなど、地元ブラジルの70年代の、そういったファンキーなグルーヴを持ったアーティストたちのレコードを発掘してスピン、フロアで熱狂的な支持を集めていたといいます。ブラズーカは、90年代に起こった、70年代ブラジル音楽のレアグルーヴ的な再評価のムーヴメント。


◆ 本作は、そんなブラズーカのシーンの中心的な存在で、トリオ・モコトーやトン・ゼ-、マックス・ヂ・カストロ、ウィルソン・シモニーニャら、多くの著名アーティストともステージを共にするサンパウロ在住の腕利きDJのパウラォンのセレクトによるコンピレーションです。


◆ タンバ・トリオのべベータやエルザ・ソアレス、ゴールデン・ボーイズ、ノリエル・ヴィレーラ、トニ・トルナードなどなど、サブタイトルにもある通り、60年代末から70年代後半にかけてのサンバ・ロックとグルーヴィーなブラジル音楽をDJ的な視点からピックアップ、いずれ劣らぬ即効性抜群のホット&ハイクオリティーなキラー・チューンのオンパレードです。


◆ ブラジル音楽ファンはもとより、ソウル・リスナーやダンサブルなグローバル・グルーヴを愛する全ての音楽愛好家に耳を傾けてもらいたい絶品セレクション。この夏ヘビロテ間違いナシ!