オーケストル・シジ・ヤッサ・ドゥ・カイ
L'ORCHESTRE SIDI YASSA DE KAYES: L'orchestre Sidi Yassa De Kayes
Kindred Spirits / ritmo calentito (RTMCD-1114)
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アフリカ大陸の広大な大地に眠る珠玉の秘蔵音源発掘劇再び!
シュペール・ビトンやカナガ・ドゥ・モプティに続く、オランダ<キンドレッド・スピリッツ>によるマリの国営レーベル<クンカン>音源の復刻シリーズ最新作2タイトルが同時発売!
目もくらむような光と陰の絶妙なコントラスト、躍動するリズムとグルーヴ、モダンなバンド・スタイルとトラディショナル・フィーリングの奇跡的な融合!70年代西アフリカの縮図のような濃密作品を世界初CD化!アフリカ音楽ファンのみならずレアグルーヴ~マージナル系リスナーにも強力レコメンドのグレート・ディギン!!!
オーケストル・シジ・ヤッサ・ドゥ・カイは、セネガル川に面するマリ西部の都市カイ(Kayes)のローカル楽団<オーケストル・レジオナル・ドゥ・カイ>としてバンド・リーダーのハルナ・バリーの指揮のもと60年代に発足、70年代初頭に同地の偉大な歌手シジ・ヤッサの名を冠したオーケストル・シジ・ヤッサ・ドゥ・カイへと再編、70年代を通じて地元で絶大な人気を誇ったグループ。
本作は、1977年に彼らがクンカンに遺した唯一の作品。西アフリカ特有のサイケデリックなギターの音色を残しながらも、アフロビートにも通じる疾走感をもったソリッドなリズムとジャジーなサックスやグルーヴィーなオルガン・ソロが火花を散らす8分超えの長尺キラー「Sidi Yassa」(M①)や「Sebe Te Mogo La」(M④)がグレート!問答無用の強靭なダンス・ナンバーで、フロア炎上確実!
解説は仏ボルドー在住のアフリカ音楽研究家フローラン・マッツォレーニ(日本語対訳付)。