ダブテクノの伝説ポーター・リックスの片割れトーマス・コーナーの『Nuuk』が新生ミルプラトーから奇跡の復刻。
地吹雪のような持続音やノイズと美しい揺らぎが交錯、ディープでダークだけれども幻想的な音の絶景を堪能いただける極北アンビエントの名盤。
00年代エレクトロニカのムードを先取りしていた90年代テクノの隠れクラシックス。
トーマス・コーナー/ヌーク
THOMAS KÖNER - Nuuk
Mille Plateaux (RTMCD-1486)
1 Nuuk (Air)
2 Polynya I
3 Nuuk (Day)
4 Amras
5 Nuuk (Night)
6 Polynya II
7 Nuuk (End)
◆ トーマス・コーナーは、ビル・ラズウェルのディヴィネイションに名を連ね、ソニック・ブームのエクスペリメンタル・オーディオ・リサーチのプロデューサーをつとめ、アンディ・メルウィグとのデュオ・プロジェクト、ポーター・リックスでベーシック・チャンネル傘下のチェイン・リアクションからアルバムを出し、などなど、90年代の初頭からテクノやロックの垣根を越えボーダーレスな活動を展開していたドイツの音楽プロデューサー。
◆ その名作『Nuuk』の再発企画。オリジナル発売は1997年、当時は企画盤の一部でのリリース。その後2004年にトーマスの映像作品を加えたCD+DVDで発売されるも即ソールドアウトしプレミア化。『Nuuk』の音源単体での発売は今回が初めてになります。
◆ アルバム・タイトルの「ヌーク」はグリーンランドの首都、曲名の「ポリニヤ」とは氷に閉ざされた海にあいた穴のこと、「アムラス」は『指輪物語』の登場人物。その名のとおりひたすら寒々しいサウンドスケープを満載、でもときにオーロラのような美しさもスパーク、ディープでダークだけれども幻想的な音の絶景を堪能いただけます。
◆ グローバル・コミュニケーション、サン・エレクトリックやバイオスフィアと並ぶ90年代アンビエントの重要アクトによる、00年代エレクトロニカのムードを先取りした画期的な名作。
◆ 近年フォース・インクと共に活動を再開し再び注目を集めているエレクトロニカの名門レーベル「ミルプラトー」からのリリース。
【試聴・ご購入】 https://li.sten.to/RTMCD1486