ハードロック奥の細道、70年代ラストベルトからの知られざる音の便りが、クリスタローガー発掘を手掛けたディガー・レーベル、ゴット・カインダ・ロスト経由で到着。
マージ/ウィン・オア・ルーズ
MAGI: Win or Lose
Got Kinda Lost (RTMCD-1509)
1. Win or Lose
2. Undecided Man
3. I Didn’t Ask You
4. Steve’s Jam
5. Fryin’ Away Time
6. Snow Bound
7. Runnin’ Low
8. Everytime I’m With You
◆ マージはラストベルトの最果て、米インディアナ州ゴーシェン出身のヘヴィサイケ&ハードロック・バンド。オルタナ・カントリーの人気バンド、ロング・ライダーズのトム・スティーヴンスがキャリア初期に所属していたことでも知られている。
◆ その唯一のアルバム『Win Or Lose』は、名門チェスのエンジニアだったブライス・ロバーソンが立ち上げたスタジオ&レーベル「サウンド・マシーン」から1976年に発売された。
◆ ラフでありながらも太く固く、かつ繊細なニュアンスに富んだ、ちょいイナタさもある、何とも味わい深いサウンドは、エアロスミスや初期のキス、アリス・クーパーを引き合いに出して語られるなど、ヴィンテージ・ロック愛好家たちのあいだではかねてより評判だった。
◆ 80年代から幾度か非公式再発はあったが、オフィシャルではこれが初めてのリイシュー。クリスタローガーの再発を手掛けたことで注目を集めたディガーのジェレミー・カーギルが主宰する発掘レーベル「ゴット・カインダ・ロスト」からのリリース。『アシッド・アーカイヴス』のパトリック・ルンドボルイとジェレミ-・カーギルによる解説の日本語対訳付き。
【試聴・ご購入】 https://li.sten.to/rtmcd1509