2024-10-04

【リリース情報】 Molly Nilsson: Un-American Activities

 


2000年代の後半からインディペンデントなベルリン音楽シーンの中枢で活動し世界中に熱心なファンを生んできたベテラン・アーティスト、モリー・ニルソンのニュー・アルバム。煌びやかなシンセ・サウンド、スケール感、圧巻のメロディ・センス、鋭いメッセージ、ときにリアルなダンス・ビートも織り交ぜながら、またも唯一無二の魅力的な独自世界を創出。


モリー・ニルソン/アン・アメリカン・アクティヴィティーズ

Molly Nilsson: Un-American Activities
Night School Records

1. Prologue - Proud Destiny
2. Excalibur
3. Palestine
4. Jackboots Return
5. Wetcheeks
6. Red Telephone
7. Naming Names
8. The Communist Party
9. The Beauty Of The Duty
10. Point Doom





◆ ベルリンを拠点に活動しているスウェーデン人シンガー/ソングライター/DIYアーティスト、モリー・ニルソンの11作目のスタジオ・アルバム『Un-American Activities』が完成。


◆ ロサンゼルスのアーティスト・レジデンス「ヴィラ・オーロラ」のサポートを受けユダヤ系の作家リオン・フォイヒトヴァンガーの旧宅に逗留、すべてカリフォルニアで制作されたフレッシュな新機軸作。


◆ オープニングの「Proud Destiny」から煌めくシンセに彩られた「Excalibur」を経て80年代ど真ん中なムードを現行サウンドとパーフェクトに融合した「Palestine」へ。冒頭からこれまでと変わらぬモリーのたぐいまれなメロディ・センスが炸裂。


◆ ニュー・ビートを参照した冷徹な「Jackboots Return]では極右が台頭するドイツの現状に言及しております。「Red Telephone」の疾走感とリバーブ具合も秀逸!90年代初頭のレイヴ・サウンドや『ヴォーグ』期のマドンナを思わせる「The Communist Party」やダーティーで直情的なエレクトロをまとった「The Beauty Of The Duty」ではこれまで以上によりダイレクトにダンス・ビートへの接近が。


◆ ジャンルを超越した実験的な試み、モリーの一聴してそれとわかる巧みなメロディー・センス、リリシストとしての実直な言葉とメッセージ。ぶれることのない軸と進化や挑戦がバランスよく体現された力作となっております。