2014-04-15

JOAKIM: Tropics Of Love




タイガースシ・レーベルのボスとしてもおなじみ、
仏地下エレクトロの奇才ジョアキムの新作が完成しました。


トッド・テリエを思わせるバレアリック・ムードとライや
ディスクロージャー的なコンテンポラリー・アーバンの
独自解釈、ポスト・エレクトロ時代のトロピカル・マナーが
奇跡的にクラッシュした新機軸の傑作!


ニール・ヤング「オン・ザ・ビーチ」のカバーも驚き!


http://calentito.net/imgs/cover/large/RTMCD1104_L.gif















ジョアキム/トロピックス・オヴ・ラヴ

JOAKIM: Tropics Of Love
Tigersushi / Because Music / ritmo calentito (RTMCD-1104)

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01. Chapter 1
02. Bring Your Love
03. So Much Time
04. Laser Finger
05. Heart Beats
06. Chapter 2
07. Each Other
08. This Is My Life
09. RX777
10. Chapter 3
11. Man Like Moon
12. On The Beach
13. Hero
 








◆ 名門<ヴァーサタイル>を筆頭に、初期の<キツネ>や<クロスタウン・レベルス>からリリースした数々のキラー・チューンによって、00年代初頭、テクノとエレクトロの過渡期にあったフランスのアンダーグラウンドなクラブ・シーンで多くのヘッズたちをトリコにしてきた天才プロデューサー、ジョアキム。


◆ 前作『Nothing Gold』から自身の主宰するタイガースシに拠点を移して2枚目、通算5枚目となる待望の最新アルバムは、ここ数作パリのスタジオでサポート・メンバーとして彼を支え続けてきたふたりのミュージシャン、Juan De Guillebon=DyEとMark Kerrに別れを告げ、単独でニューヨークに拠点を移して完全ソロでゼロから作り上げた心機一転の一枚。


◆ これがトロピカルな今様インディーやアーバン要素を吸収して大胆シフトチェンジ、ジョアキム流バレアリックの新たな桃源郷を切り拓いた、『Fantomes』(デビュー・アルバム)の衝撃を上回るキャリア史上最高傑作に!


◆ 煌めくシンセ・グルーヴのオープニングM①を経て、まずはいきなりのスクリュー使い(M②「Bring Your Love」)で卒倒!しかもこれがザ・ラプチャーのルークをボーカルにすえた完全インディー仕様のナイス過ぎるトロピカル・ディスコ!


◆ Dragons Of ZynthのボーカルをフィーチャーしたR&BチューンのM⑦「Each Othrer」~リル・ルイスやフランキー・ナックルズあたりの初期ハウスにも通じるノスタルジックな音色を含みつつ高揚感を誘うコーラスとピアノ・リフで盛り上がるM⑧「This Is My Life」~フューチャー・クラシック的な新世代サウンドをベースとしながらもジョアキムらしいゴシック・センスと雅な感覚が炸裂したM⑨「RX777」への流れも、必聴!


◆ M⑪「Man Like Moon」ではついにサックスまでもが姿を現しジョアキム・マナーのアーバン・サウンドが牙をむく!そこからフニャフニャなボコーダー使いのニール・ヤング「On The Beach」驚きのカバーを経てバレアリックな多幸感と不穏なダークネスの入り混じった10分超えの長尺エンディング曲M⑩「Hero」でアルバムはどこか微妙な後味を残しつつ幕を下ろす…。


◆ フランスのクラブ・シーンのフロントランナーとして、エキサイティングかつエッジなビートと共に常に新しい時代を切り拓き続けてきたパイオニアが、ジョアキム・ローン・オクテット名義での衝撃デビューから15年、ついに辿り着いた音の桃源郷!ハウス、テクノ、バレアリックやインディー/ダンスの垣根を越えて全ての酔狂な音楽マニアに全力レコメンドしたいグレート過ぎる入魂作品!!