今なお多くのお宝が眠る英国フォークの深い音の森、その密かな人気盤としてコレクター筋を賑わせてきたマイナー作品が奇跡の復刻!
カンタベリーやプログレッシヴなエッセンスを隠し味に、シンプルなアコギと牧歌的アレンジで目も眩むような白昼夢のフォーキィ・サイケデリアを紡ぎ出す孤高のうたものデュオ、ヘイヴンストリートによる唯一のアルバム!
フォーク・ファン、アシッド愛好家から現行サイケのリスナーまで幅広く訴求できそうな高品質サウンドかつキラーなメロのオンパレードで、マニアならずとも引き込まれること確実の逸品!これは嬉しいディスカバリーです。
ヘイヴンストリート/エンド・オヴ・ザ・ライン/パースペクティヴス
HAVENSTREET: The end of the line / Perspectives
Sommor / ritmo calentito (RTMCD-1125)
Tracklist:
CD1 “THE END OF THE LINE”
1. German Castles
2. When The Madcap Meets the World
3. Old Ways and Schooldays
4. Music in the Night
5. Suspended Animation
6. The H.S.B Song
7. Yesterday Was Summer
8. Rain
9. The Castle
10. Out of the Fireglow
11. The Keeper of the Tower
12. The Photograph
13. After Time
CD2 “PERSPECTIVES”
1. Aftermath
2. Falling Leaves In Autumn
3. Fat Old Engine
4. Family Laughter
5. Just An Illusion
6. Klok
7. Damascus
8. Grasshopper
9. Your Not Being There
10. The Ballroom Of Despair
11. Aftersong
12. Village Vespers
◆ 60年代末からThe Gasなるプログレ系グループで活動していたイギリスのフィル・リッジウェイとジェフ・ヴィンターのふたりが70年代に入り結成したフォーク・デユオ<ヘイヴンストリート>が77年に発表した唯一のアルバム『エンド・オヴ・ザ・ライン』に、70年代初頭から中ごろにかけてこのデュオが残していたカセットや未発表、デモ音源などを集め二枚組にまとめあげた作品。
◆ イギリスのフォーク/プログレ専門誌『Flashback Magazine』ではキャラヴァン、ハット・フィールド&ザ・ノースからリチャード・トンプソンまでを引き合いに出して紹介されるなど、プログレ、カンタベリーからサイケ、フォークまで、当時のイギリスらしい様々な要素を溶け込ませた先進的かつ個性的なサウンドで、かねてからコレクターのあいだで確固たる評価を確立していた良作。
◆ ワールド系のPharaway Soundsでもおなじみのスペインのレーベル<Guerssen>傘下のフォーク発掘部門<SOMMOR>からの世界初CD化企画。もちろんリマスター済み。24ページ英文ブックレット解説対訳付き(英文歌詞掲載、歌詞部分の対訳はございません)。
◆ 『エンド・オヴ・ザ・ライン』は自主制作リリースのため現在オークションではコンスタントに500ポンド以上の値をつけるというレア盤。
◆ トラディショナルな要素からプログレッシヴな部分まで振れ幅の広いサウンド、キラリと光るソングライティングのセンス、胸締め付けるハーモニー… レアなだけでなくその内容も抜群で、コアなフォーク愛好家のみならず現行サイケやインディー・リスナーを含め幅広くアピールできそうな逸品です。