ルーツ&ヴィンテージへのコダワリをシンプルな3ピースでアウトプット、オーガニック・モードのオールタイム・グッド・ミュージックを奏でるナイスなニューカマー=ヘルズ・キッチンが日本上陸。
ヘヴィ・トラッシュ(ジョン・スペンサー)もプロデュースで参加、RLバーンサイドのカバーも披露するなどブルージーでケイジャンな仕掛けを施しながらも出音はサラリと軽やかに、拍子抜けするほどリラックスしたピースフルなサウンドが最高にフレッシュ。
ブルース、ニューオーリンズ、カリプソからハワイアンまでをさすらう音のトラベラー、これが何とスイス発!謎過ぎるけどこれはハマる!!
ヘルズ・キッチン/レッド・ホット・ランド
HELL’S KITCHEN: Red Hot Land
Moi'J Connais / ritmo calentito (RTMCD-1123)
1. Since I was a child
2. Monkey
3. The Party's over
4. Hey Ho Chica
5. I wanna be the one
6. Drain
7. Let's go cats go
8. Sister
9. I shake
10. Something new
11. Pauly
12. Going down south
◆ スイスのジュネーヴから、ブルースやケイジャンを下敷きとしながら幅広くルーツ・ミュージックを消化、軽やかな独自の脱力サウンドを奏でるユニークなスタイルの3ピース・インディー・バンド、ヘルズ・キッチンが日本上陸。
◆ ジョン・スペンサーのサイド・プロジェク<トヘヴィ・トラッシュ>からマット・ヴェルタ-レイ(スピードボール・ベイビー)と、ジョンスペとも親交の深い地元スイスのベテラン、ママ・ロージンが共同プロデュースやギターetcでバックアップ、本格的なブルース/ガレージ・テイストを隠し味としながらも、バンジョーやアコーディオン、木琴、口笛などを効果的に配しつつ、いい具合にリラックスしたピースフルな雑食サウンドが秋の夜長に心地良過ぎ!
◆ オリジナル曲の枯れ具合もハンパないけどRLバーンサイドのカバー(M⑫「Going down south」)のカバーもキラリと光る!
◆ スイスとアメリカ南部を結ぶユニークな音の架け橋=ヘルズ・キッチンは、ボーカル/ギターのMonney B、アップライト・ベースのRyser C、ドラム&パーカッションのTaillefert Cという3人からなるトリオ。『レッド・ホット・ランド』は、フランスのルーツ系大手Harmonia Mundiレーベルが流通を手掛けフランスやベルギーでも話題となった2011年作『Dress To Dig』に続く3年ぶり通算6枚目のフル・アルバム。実はすでに10年以上のキャリアがあるベテランです。
◆ ブルースやルーツ系のファンのみならず、カリプソやハワイアン、トロピカル好き、リラクシンなオーガニック系まで幅広くアピールできそうな逸材です!