カルロス・ニーニョのプロデュースとソウルジャズからのリリースで話題となったヒュー・ヴァイブレーショナルの新作『The Epic Botanical Beat Suite』。
今回はニーニョもハミッド・ドレイクも、そしてもちろんユセフ・ラティーフも参加してませんが、これまでと変わらず、八百万のパーカッションを駆使しながら、ミニマルでダンサブルな独自のグルーヴを創出しています。
アダム・ルドルフと一緒にビル・ラズウェルの腹心ジェイムズ・デラタコマがプロデュース、ということでラズウェルもゲスト参加。
もうひとり、ゲストにクレジットされているノルウェーのギタリスト、アイヴィン・オールセットは、ニルス・ペッター・モルヴェルやブッゲ・ヴェッセルトフト、マリ・ボイネなどのレコーディングにも参加していて、ジャズランドやECMからもリーダー作を出している人なのですが、弊社で先月再発リリースさせていただいたバサールというバンドのメンバーが、バサール解散後にやっていたジャズのバンドでも活動を共にしていたり、などなどと、つながりもある方です。
アダム・ルドルフの自分のレーベル、メタ・レコードからのリリースです。
アダムがやっているもうひとつのバンド、ゴー・オーガニック・オーケストラ。こちらもいい感じ。
少し前はビルド・アン・アークやドゥワイト・トリブルのアルバムに参加していたり、あともっとさかのぼるとこのノーマン・コナーズとか、実は結構なベテランです。
10年ぶり、本当に寝耳に水の新作リリースでしたが、今回も素晴らしかった!