デビュー・アルバムがスミスやフェルト、リアル・エステートなどにたとえられ注目を集めたマンチェスターの新進バンド、ホースビーチの第二作が早くも登場。C86マナーの清涼感あふれるギターのアルペジオと胸締め付けるセンチメンタルなメロディー、ヘイジーなサウンドスケープ、浮遊感あふれるドリーミーなシンセ・ミュージックによる奇跡のミクスチャーが炸裂、ギタポとバレアリックの狭間で独自の淡色ポップを展開した新機軸の意欲作!
ホースビーチ/II
HORSEBEACH: II
Alone Together / ritmo calentito (RTMCD-1164)
AMAZON
1. Intro
2. It's Alright
3. Andy
4. Broken Light
5. Let You Down
6. Midnight Part 2
7. Dana
8. Disappear
9. Clouds
10. Avoid The Light
◆ ホースビーチは、英マンチェスター出身・在住のシンガー/ソングライターのライアン・ケネディを核としたインディ/ギター・バンド。
◆ 2014年夏(日本リリースはこの春)発売のデビュー・アルバムはスミスやフェルト、パステルズ、スクリッティ・ポリッティ、リアル・エステートなどにたとえられ、名門Picadilly Recordsの年間ベストで第3位にも入るなど注目を集めた。
◆ TempelhofやMax Essaのリリースで知られるMoonboots主宰のバレアリック系レーベル「Aficionado」周辺とも深い交流を持つなど、他に類を見ないユニークな活動で早くからロックとクラブの垣根を越えて支持を広げてきた期待の新鋭による待望のセカンド・アルバム。
◆ 清涼感あふれるギターのアルペジオと胸締め付けるメロディーを軸とした、ノスタルジックなC86マナーが前作同様に炸裂。今回はそこにバレアリックなシンセ/ドリームポップのスパイスをきかせて新境地を開拓。
◆ けだるくブルージーでありながらグルーヴを感じさせるオープニングのインスト①「Intro」、いかにもUKな陰影を刻み込んだ②「It's Allright」、疾走するセンシティヴ・ポップ③「Andy」と、まずはアタマ3曲の掴みもバッチリ。Rainpaintsとのスプリット・シングルでも話題を呼んだ④「Broken Light」を経て、浮遊感のあるシンセの揺らぎが心地よいバレアリックなインスト⑥「Mindnight Part 2」以降のレイドバックした流れも秋の夜長にピッタリで、ユルくまったりと部屋聴きするのに最適なアルバムです。
◆ ギタポ・ファンのみならず現行インディ全般、さらにはバレアリック系クラブ・リスナーにもオススメしたいユニークなアルバム。