2016-04-01

【余談】 JIM WELLMAN: Dawn To Dusk




元ブランニュー・ヘヴィーズ(BNH)のジム・ウェルマンが久々にアルバムを出しました。


前回が2005年に発表したポストモダンジャズ名義の『Love Not Truth』ですから11年ぶりになります。「元ブランニュー・ヘヴィーズの」と言ってもピンとこない方も多いかもしれません。何しろ1stの最初のほうだけでスルっとバンドを抜けてしまったので。


でも「Stay This Way」とか「People Get Ready」とか、初期のヒット曲のほとんどを共作した、何気にバンドのキーマンでした。


BNHを辞めたあとはロイ・エアーズと「タイム&スペース」というバンドを組んでアルバムも作ったのですが、結局あまり大きな話題にはならずにフェードアウト。ロイのユビキティーの面々がバックについていたりして、結構強力バンドだったのですが。


インコグニートで言ったらブルーイさん、みたいな立場の方になるのでしょうか。マルチ奏者で、ソングライター、アレンジャーとしても素晴らしい才能を持っていたジムさん。しかしながらレーベルやディール面ではなかなか良縁に恵まれなかったようです(←ここらへんのあれやこれやは日本盤の解説を参照いただけたらと)。


今回の『Dawn To Dusk』もやっぱり自主リリースなのですが、内容的にはとても素晴らしいものに仕上がっているかと思います。


是非、チェックいただけたらと。




2016.7.11.追記

タイム&スペース時代のものを含む過去音源や未発表を集めた企画盤『Jim Wellman & Guests』も発売となりました!ロイも歌ってます!