70年代半ば、ポルトガルのロックやジャズの腕利きミュージシャンたちが集結してサイケ、フォーク、ジャズ、クラシックやトラッドなどの実験的混交に取り組む新グループ、バンダ・ド・カサコが誕生。
その最高傑作とも言われる1977年発売の第三作の再発企画。
最果ての地で生まれた未知のユーラシア・サウンドを満載。
バンダ・ド・カサコ/Hoje Ha Conquilhas Amanha Nao Sabemos
BANDA DO CASACO: Hoje Ha Conquilhas Amanha Nao Sabemos
CNM / Guerssen (RTMCD-1421)
1 Acalanto
2 Despique
3 Pais:Portugal
4 Alvorada, Tio Lerias
5 Geringonca
6 Dez-Onze-Doze
7 Ont'A Noite
8 Agua De Rosas
◆ プログレ、サイケ、フォークやジャズなど、ポルトガルの各界を代表する腕利きミュージシャンたちが大集結してできた70年代の同国を代表するバンドのひとつ、バンダ・ド・カサコ。多くのファンが待ち望んでいたその代表作『Hoje Ha Conquilhas Amanha Nao Sabemos』(1977年発売・通算第三作)が再発に。
◆ バイオリンやフルート、ギター、メロトロンなどを駆使しながらサイケ、トラッド、エキゾ、ジャズ、ミニマルや室内楽などのさまざまな要素をミックス。フローラ・プリムがフォーク化したかのごときヘヴンリーな女性ボーカルのM⑦「Ont'A Noite」が悶絶デス。M①②③は後半のグルーヴィーなバイオリンでビールが進みそう。
◆ Young TurksやR&Sからのリリースで知られるUKの人気プロデューサーBULLIONがDJセットに組み込んだことで10年代に入ってから初めてインターナショナル・シーンで光を浴びることになった欧州産エクスペリメンタル/プログレッシヴ・フォークの知られざる逸品。
◆ メンバーのヌノ・ロドリゲスの現在の主宰レーベル「CNM」からのリリース。