ドイツのロックを代表するバンドのひとつであるアシュ・ラ・テンペルの、クラウス・シュルツェを再び迎え入れ作られた第四作。
アシュ・ラ・テンペル/ジョイン・イン
ASH RA TEMPEL: Join Inn
MG.ART (RTMCD-1625)
1. Freak ’n’ Roll
2. Jenseits
◆ 『Join Inn』はスイスの画家ヴァルター・ヴェグミュラーの作品を音楽化した『タロット』のセッションからスピンオフ的に生まれた、アシュ・ラ・テンペルの通算第四作。1973年発売。
◆ 本作は、マニュエル・ゲッチングと(ファースト後に脱退していた)クラウス・シュルツェ、ハルトムート・エンケの3人がクレジットされたアシュ・ラ・テンペルの最後のアルバム。ゲッチングが「ドリーム・チーム」だというオリジナル・メンバー3人の火花を散らすようなフリーなセッションが、M①「Freak 'n' Roll」に記録されている。M②「Jenseits」はゲッチングのギターとオルガン・ドローンにボーカルのロージの語りが交わる神秘的なアンビエント。
◆ マニュエル・ゲッチング本人がリマスターを手掛けゲッチング主宰レーベル「MG.ART」から2011年にリリースされていた再発盤が、待望の再プレス。