イタロ・ディスコ、フレンチ・タッチ、ヒップホップ、バレアリックや映画のサウンドトラック的なムードを掛け合わせた湯加減ジャストなナイス・サウンドで赤丸急上昇!
フランスのマルセイユを拠点とするシンセ・ポップ・アクト、キッド・フランチェスコリによる2017年最新アルバム『Play Me Again』が日本上陸。
Yotanka / ritmo calentito (RTMCD-1292)
Les Vitrines
From America
The Player
Bad Girls
It's Only Music, Baby
(Intermezzo)
Emma
Pick Me Up
Moon
Come Online
This Insatiable Love
■ M83やマリアンヌ・フェイスフルでおなじみ仏名門ナイーヴ・レーベル企画のビートルズ・カバー集『Beatles Mania』(2011年)で『アビー・ロード』収録の幻想的なバラード曲「Because」を大胆なシンセ・モードで再構築して喝采を浴びたフランスの新鋭キッド・フランチェスコリ。
■ その待望の2017年最新アルバムは、イタロ・ディスコ、フレンチ・タッチ、ヒップホップ、バレアリックや映画のサウンドトラック的なムードを掛け合わせた湯加減ジャストなナイス・サウンドを満載。
■ 男女ツインのユニゾン・ボーカルがPOOM直結!最高にキラーなオープニング・ナンバー「Les Vitrines」(M①)でいきなりノックアウトかと。そこからトラップ仕掛けのエレクトロ・ヒップホップ「From America」(M②)を経てメランコリックなイタロ・シンセの「The Player」(M③)へ、冒頭3曲の掴みがまず抜群かと。
■ ファンタジックなドリーム・ポップに濡れまくりメロウなサックスをかぶせてくるこのセンスも最高じゃないか!な「It's Only Music, Baby」(M⑤)もヤヴァし。完全にシネマ・モードなインタールード「Intermezzo」(M⑥)、ニューウェイヴ・レゲエなギターのカッティングが心地よい「Emma」(M⑦)、ダンスホール・レゲエ調の「Pick Me Up」(M⑧)と、変化に富んだ中盤の流れも実に秀逸。
■ トランシーなシンセをまぶした泣きのダンス・ナンバー「Moon」(M⑨)で頂点を迎えたあと、ラップな「Come Online」(M⑩)でひと息ついて、B級サスペンス・ドラマのような消える魔球「Come Online」(M⑪)で、完膚なきまでにノックアウト。
■ シンセ・ポップ的ですがヒップホップ要素ちょい強めでフレンチなムードもあって…ありそうであまりないユニークなサウンドを満載!