北欧ディスコの重鎮ビョーン・トシュケがオランダの「Dekmantel」による初期プロジェクト再発でも注目を浴びる中で8年ぶりにソロ作を携えカムバック。
オールドスクールなフロア・マナーとロイクソップにも通じる茶目っ気タップリの遊び心を絶妙にミックス!ダンサブルだけどリスニング・フレンドリー!暖炉のそばで、夢の中で、白夜の下で、野外でもクラブでも!オール・ウェルカムなオーロラ・グルーヴにまたも世界が揺らぐ!
ビョーン・トシュケ/ビェン
BJORN TORSKE: Byen
Smalltown Supersound (CLTCD-2078)
1. First Movement
2. Clean Air
3. Fanfatas
4. Dalen
5. Chord Control
6. Gata
7. Night Call
8. Natta
9. Blue Call ***
*** 日本盤CDボーナストラック
◆ ノルウェーのインディ/クラブ・シーンを草創期から支えたパイオニアで、ロイクソップ、リンドストロームやトッド・テリエとセックス・タグス・マニアを繋ぐ唯一無二の存在として同郷の誰もがリスペクトする重鎮ビョーン・トシュケ。
◆ スモールタウン・スーパーサウンドからの過去二作 ― 『Kokning』と『Feil Knapp』 ― で、ビョーンは、絶妙な湯加減と多幸感を持ったファンタジックなスタイルでフロアの外にもカラフルな音の花を咲かせてきた。他方、セックス・タグスのシングルではズブズブのダンス・トラックで耳の肥えたマニアたちを狂喜乱舞させている。2017年にはプリンス・トーマスともコラボ・アルバムを発表。2019年初頭はオランダの名門「Dekmantel」がイスミスティック名義のビョーンの最初期トラックをヴァイナル復刻して突如ハードコアなパーティー・フリークスたちのあいだでも光を浴びた。
◆ アンダーグラウンド、メジャー、ダンスやベッドルームの垣根を越え様々なフィールドで熱狂的なファン・ベースを持つ白夜の国のサウンド・マイスターによる、2011年の『Kokning』以来となる実に8年ぶりのソロ新作『Byen』。
◆ 意表を突くパーカッシヴ変拍子のM①、ピアノ・リフとシンセでハウスの王道を突っ走るM②、ストレンジなビョーン節の炸裂したM③、エレクトロのM④、多幸感ダダ漏れM⑤、不穏なコーラスがヤヴァさしかない海賊ブギーのM⑥、イジャットのふたりもエキサイト間違いナシなディスコ・ダブのM⑦と、とにかく冒頭から息つくヒマもなし。
◆ 本人いわく「これまでで最もクラブ寄りのアルバム」とのことで確かにダンス要素多めですが、初期ロイクソップを彷彿とさせるエモさや暖かさ、人懐っこさもあって、やっぱり一筋縄ではいかない、独特の後味を残してくれます。マニー・マークがバレアリック・ディスコにトライしたみたいな?ラウンジ感ある不思議なダンス音楽を満載。
◆ 日本盤CDのみのボーナス・トラック1曲収録。
◆ 同時発売のプリンス・トーマス新作『Ambitions』や『Bjorn Torske & Prins Thomas』とぜひ並べて聞き比べを!
★ 『Sound & Recording』誌でご紹介いただきました!
☞ https://www.facebook.com/calentitomusic/posts/2198895066846473/
★ 『Mikiki』
☞ http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/21437
★ 『bounce』
☞ https://www.facebook.com/calentitomusic/posts/2181317538604226/
★ タワーレコード「注目アイテム」
☞ https://tower.jp/article/feature_item/2019/04/12/0113
★ バンドキャンプの「本日の一枚」に
☞ https://daily.bandcamp.com/2018/07/03/bjorn-torske-byen-review/
★ 『ピッチフォーク』レビュー
☞ https://pitchfork.com/reviews/albums/bjorn-torske-byen/
★ 『レジデントアドヴァイザー』レビュー
☞ https://www.residentadvisor.net/reviews/22790
★ ノルウェー音楽にまつわるこちらの記事もぜひ
☞ https://fika.cinra.net/article/201905-amgalatemple