2021-12-02

250 / Bang Bus

 


ポンチャックを換骨奪胎して新たなダンスミュージックを作り出す韓国最注目のプロデューサー、250 (イオゴン)が、来春に発売予定のデビュー・アルバム『ポン (Ppong)』からのリード・シングル「Bang Bus (ベンバス)」を発表。


250 / Bang Bus
BANA (Beasts And Natives Alike)





250は、NCT 127、ITZY、f(x)、BoAからE SENS、Masta Wu、Kim Ximya (XXX)ほか、K-POPからヒップホップまで、幅広いジャンルのプロデューサーとして活発に活動。その実力を認められ、キツネのアジア・ツアー、NTSラジオ、ガブリエル・ガルソン・モンターノのソウル公演、ソウル・ファッション・ウィーク、カルティエ財団のソウルでの展示音楽など、様々な分野でラブコールを受けてきた。


来春発売予定のデビュー・アルバム『ポン (Ppong)』からのリード・シングル「Bang Bus (ベンバス)」は、160BPMに肉薄する単純で早いドラム、アップビートのスラップベース、中毒的に反復されるシンセループ、おぼろげなコード弾きの鍵盤といった、ジャンル的に「ポンチャック」を表すサウンドの要素だけを集めて作られた「ポン」の精髄とも言える曲。


ビデオは ☞ https://vimeo.com/652378729


アルバム『ポン』は、韓国大衆音楽史において明らかに重要な位置を占めるものの、ジャンル的に切り捨てられ、誰もまともに議論しようとしない「ポン」というキーワードを真􄼨に見つめ直す、大きな意味を持ったプロジェクト。


韓国、そして日本においてもなじみのあるポンチャックのリズムとメロディーを250が自分だけのスタイルで現代的に再解釈したこのアルバムには、韓国大衆音楽史上初めて「ポン」について真摯に探求し、究極的には様々な世代を一つにするダンス音楽を作ろうという実験的意図が込められている。


アルバムの4年にわたる制作過程を愉快に収めたドキュメンタリー・シリーズ「ポンを探して」もぜひチェックいただけましたらと。