2022-02-01

【リリース情報】 GASPAR CLAUS: Tancade

 


ザ・ナショナル、スフィアン・スティーヴンス、ジム・オルーク、バルバラ・カルロッティ、サード・アイ・ファウンデーション、フラヴィアン・ベルジェなどなど、各国の著名アーティストたちとコラボしてきたフランスの前衛チェロ奏者、ギャスパー・クラウスの仏InFineからのデビュー・アルバム。


ギャスパー・クラウス/タンケイド

GASPAR CLAUS: Tancade
InFine (RTMCD-1500)

01 Une ile
02 Un rivage
03 Une foule
04 A l’infini
05 2359
06 E.T. (Extra Terre Version) 
07 Aux Confins 
08 1999
09 Astragale
10 O Selenites
11 Mer des mysteres amoureux





◆ フラメンコ・ギタリストのペドロ・ソレールを父に持つフランスの前衛チェロ奏者、ギャスパー・クラウスは、ザ・ナショナルのツアー・メンバーにも名を連ね、スフィアン・スティーヴンス、ジム・オルークやバルバラ・カルロッティともコラボ、ヴィンセント・ムーン監督による友川カズキのドキュメンタリー『花々の過失』にも出演、カンヌでも話題を呼んだエマニュエル・グラス監督映画『Makala』のサントラ制作、アランデルのバッハ電化リメイク企画にも参加、などなど、多彩な活動で10年代の初頭からインターナショナルな人気を博してきました。


◆ その2013年作『序破急』(坂本龍一、友川カズキ、灰野敬二や石橋英子らの参加でも話題に)以来となる久々のソロ新作。


◆ 多様な表情を見せるチェロの音色、アンビエントなシンセ、心地よいグルーヴを生むリズミカルなピチカート、ダイナミックな緩急、豊かな音の広がり、シネマティックなムード… 先行シングルのM③「Une foule」を筆頭に、ポストクラシカル、エクスペリメンタル、サウンドトラック、インディロック、エレクトロニック音楽からフラメンコ、ヌーヴェル・シャンソンまで、様々なフィールドで経験を積み重ねてきたギャスパーのエクレクティックなキャリアを見事に統合したジャンル不定の佳曲が続出。


◆ M⑥「E.T. (Extra Terre Version)」はオランダのサウンド・アーティスト、ミシェル・バナビラとの共作。


◆ チュニジア新鋭ディーナ・アブデルワヘド、アルジェリアのオルタナR&Bサブリナ・ベラウェル、アランデルのバッハ電化リメイクほか、近年もコンスタントに話題作を送り出しているフランスの名門InFinéレーベルからのリリース。InFinéはこれまでにペドロ・ソレールとギャスパーの共作はリリースしていますが、ギャスパーの単独アルバムは今回が初となります。