モリコーネ、マトモスやマーティン・スコセッシらも愛したイタリアの現代音楽作曲家ジャチント・シェルシとリコーダー奏者のイェレミアス・シュヴァルツァー、ドイツのエレクトロニック・プロデューサー、シュテファン・ゴールドマンによる時空を越えたコラボレーション。
シェルシが遺した楽曲をクラシカルな音色とエレクトロニクスで今によみがえらせるエキサイティングな企画盤!
ジャチント・シェルシ/シュテファン・ゴールドマン/イェレミアス・シュヴァルツァー/スフェラ
GIACINTO SCELSI / STEFAN GOLDMANN / JEREMIAS SCHWARZER: Sfera
Macro / Wordandsound (RTMCD-1519)
1. stefan goldmann: instauratio
2. giacinto scelsi: maknongan (1976)
3. stefan goldmann: cepstrum
giacinto scelsi: tre pezzi (1956)
4. primo
5. secondo
6. terzo
7. stefan goldmann: sfera
8. giacinto scelsi: ave maria (from: three latin prayers, 1970)
9. giacinto scelsi: alleluja (from: three latin prayers, 1970)
10. stefan goldmann: baïr
11. stefan goldmann: anaphora
12. giacinto scelsi: mantram (undated)
◆ ジャチント・シェルシは第二次大戦前から80年代にかけて活動したイタリアの音楽家。アーリー・エレクトロニクスやノイズ/アヴァンギャルドとは異なる独自の手法で電子やエクスペリメンタルの地平を切り開きカルト的な地位を確立した奇才です。
◆ そんなシェルシの楽曲を、クラシックのリコーダー奏者のイェレミアス・シュヴァルツァーと、ダンス・ミュージックのプロデューサーであるシュテファン・ゴールドマン、ドイツを代表するふたりの音楽家が再解釈。
◆ シュヴァルツァーは曲ごとにさまざまな種類のリコーダーを駆使、その音色は柔らかですが緊迫感があり、そこはかとないわびさびや郷愁もジワリ。シュテファン・ゴールドマンがシュヴァルツァーの演奏と自身が作り出したエレクトロニクスやノイズを統合、アブストラクトでメディテーティブで、シンプルでありながら底なしに奥深いシェルシのユニークな音宇宙を見事によみがえらせることに成功しております。
◆ シュテファン・ゴールドマンが主宰するMacroレーベルとドイツの公共放送「ドイチュラントラジオ」の共同リリース。
【試聴・ご購入】 https://li.sten.to/rtmcd1519