2014-02-01

MENTAL OVERDRIVE: CYCLS




レイヴ期から長く活動を続ける北欧の重鎮
メンタル・オーバードライブが久々にアルバムをリリース!


ベルギーの名門<R&S>からキャリアをスタート、
90年代はイジャット・ボーイズ主宰<Discfunction>、
ここ最近はプリンス・トーマスの<フルパップ>や
リンドストロームやジャガ・ジャジストでおなじみの
<スモールタウン・スーパーサウンド>から作品を
リリースしていた大べテランによる新作。
 

同郷のロイクソップやビョーン・トシュケにも通じる
人懐っこいメロディ・センスを、90年代テクノやハウス、
アシッド、ベース・ミュージック的なストラクチャーにのせて
独自のエレクトロニカ表現でサラリとアウトプット、


心地よくカラダの揺れる、リスニング仕様の
ナイスなダンス・ミュージック・アルバムに仕上がりました。






















メンタル・オーバードライブ/サイクルズ 

MENTAL OVERDRIVE: CYCLS
LOVE OD / calentito (CLTCD-2037)


Tracklist:
1.A fireball, it is red, the sky looks black about it
2.Trollhunter
3.Sunstorm
4.Damascus
5.Quarks
6.Dada Urka
7.Kollaps
8.Systems
9.Liverpool Street
10.Beaches



【MENTAL OVERDRIVEバイオグラフィー】 

ノルウェーはトロムソを拠点に活動するプロデューサーPer Martinsenによるソロ・プロジェクト。1990年にR&Sからシングル『12000 AD』でデビュー。4枚のシングル/EPをR&Sに残した後、90年代後半にはVirginからメジャー・デビュー。他方でシングルをイジャット・ボーイズ主宰<Discfunction>からもリリースするなど、現在のディスコ・ダブのプロトタイプともいえる90年代末の<ニュー・ハウス>ムーヴメントでも活躍。マンゴリアン・ジェットセットやビョーン・トシュケ、リューネ・リンドバークと並んでリンドストロームやトッド・テリエら次の世代のクリエイターたちに大きな影響を及ぼした。ロイクソップのふたりとは、ロイクソップ結成以前のトロムソ在住時代から、Aggie Petersonのエレクトロ・ポップ・プロジェクト<FROST>を共同でプロデュースするなど親交がある。2000年代に入ってからは、プリンス・トーマスの<フルパップ>レーベルやオスロの<スモールタウン・スーパーサウンド>から作品を発表。