ニコラ・コンテやKOOPあたりを思わせる端正な
ダンスフロア・ジャズ・サウンドでただいま全ヨーロッパを席巻中!
エレガントな生音アンサンブルとフューチャリスティックな
エレクトロニック・ビーツ、スパイスのきいたブラジリアン・
グルーヴの絶妙なバランスで、カジュアルでありながら
本格的なジャジー・フィーリングを堪能できるオランダ発の
新人<SUBES>によるデビュー・アルバム『コントラ・ボッサ』!
SUBES: Contra Bossa
339 Records | Painted Dog | ritmo calentito (RTMCD-1039)
Tracks:
01 SAMBA ONE
02 SOGNARE
03 JAZZ AZZ
04 CLUB SEVEN SEAS
05 JAZZ FOR 2
06 AIRPORTO
07 CONTRA BOSSA
08 FAST SPINN
09 SEE YOU THERE
10 LOST
▼ ニュー・クール・コレクティヴやジャズ・インヴェーダーズらを輩出したヨーロッパのクラブジャズ大国オランダから、また新たなテイストを持った素晴らしいニューカマーが誕生しました。その名はSUBES。二人組のDJチームに管楽器のプレイヤーを加えた、スリムでスマートなトリオ編成のクラブジャズ・ユニットです。
▼ 彼らのサウンドの特徴は、ニコラ・コンテやKOOP、初期のジャザノヴァあたりにも通じる、生音と打ち込み、モダン・ダンスフロア・グルーヴの絶妙なバランス感覚にあります。プログラムされたソリッドなエレクトロニック・ビーツを下敷きとしつつ、エレガントな管楽器のアンサンブル、ヨーロピアン・ジャズ特有の憂いをしのばせたピアノやエレピのソロ、スペイシーなシンセのサウンドスケープ、スキャット、ボサノヴァ風のリムショット、スウィンギンなブレイクやウッドベースのくぐもった温もりなどなど、そこかしこに仕掛けられたテイスティーなスパイスの数々により、ダンサブルかつ、音楽的に豊かな、重厚なクラブジャズのフィーリングを楽しむことができるのです。
▼ モノ悲しげなピアノのイントロダクション、シネマティックなストリングスから一転、スリリングなスピード感あふれるブラジリアン・フュージョンへと突入していくM①「Samba One」、王道のラウンジ・テイストをもったM②「Sognare」、エレクトロ・スウィングあたりにも通じるレトロな感触がいわゆるクラブジャズとはまた異なる雰囲気をもたらしてくれるM③「Jazz Azz」、ジェラルド・フリジナ・スタイルの洗練されたダンスフロア・ジャズど真ん中のM⑤「Jazz For 2」、クラブジャズ世代らしいスムーズな解釈のジャジー・ボッサ表題曲M⑦「Contra Bossa」などなど、ひとくちに「クラブジャズ」と言ってもそのスタイルは多種多様で、DJ・コレクター的な感性が発揮された、クロスオーバーな内容になっています。
▼ フューチャリスティックなエレクトロニック・ビーツとソフィスティケイトされた生楽器のコンビネーションが照らし出すモダン・ジャジー・グルーヴのネクスト・スタンダード。どジャズに傾き過ぎず、ハウスでもヒップホップでもなく、どこかジャジーな佇まいのまま絶妙なポジションをキープした小粋なニューカマー、是非ご注目を!